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ECに最適な商品販売を実現するために、GMOメイクショップさんと資本業務提携し日本のコマースを盛り上げます!

2024年8月20日、GMOインターネットグループのGMOメイクショップ株式会社さんと私達OpenFactoryは日本のコマースを盛り上げるためにご一緒することになりました!
なお、シードラウンドでリードを取ってもらったコマース特化型のVCであるNewCommerceVentursさんにも引き続き出資していただきました。

今回の資本業務提携で、メイクショップにてEC店舗を運営している方は今ご利用頂いているECでそのままオンデマンドでのアイテム販売が可能になります。メイクショップ上からシームレスにPrintioで商品が登録でき、売れた商品の製造から発送をPrintioにおまかせいただけます。開発は現在進行しているところです。
Printioとして、コマースに取り組んでいる12,000店舗の皆様へ新しい商品展開と売上の拡大に貢献したいと思っております。

OpenFactoryとしてもEC連携という次のチャレンジに向かうことができます。

GMOメイクショップのリリースより引用

物販における課題であるロット生産による初期コストと売れ残りの在庫リスクを解決するPrintio

令和4年の日本国内の物販EC市場は14兆円ととても大きな市場です。その物販市場が伸びていく中で、YouTuberやV-Tuberなどのクリエイターの方、多くの来場者やファンを持つ動物園や博物館、水族館などのミュージアム、様々なスポーツチームやコミュニティなど、多くの方が活動する収益源としての物販に取り組める時代になりました。

ですが、オリジナルアイテムの調達は大量生産が前提で、ECを始めるためには初期コストが必要で、アパレルなどは多くのサイズ展開やカラーなど在庫リスクを考えなければ物販での収益化はできませんでした。その状況をPrintioは解決します。

ものづくりだけはデジタル化がおくれている

ビジョンである「すべてのチャレンジを可能にするものづくりを実現」への一歩として物販での収益化にチャレンジしやすくする

今回の調達で私達は次のステージにチャレンジすることになります。そのためにビジョンを改め「すべてのチャレンジを可能にするものづくりを実現する」としました。
これは、今は商品を持っていない方でも無在庫販売からECを始める事ができるようにしたいと思い決めました。これはまさに、今回の資本業務提携でも実現を目指せる部分だと思っていて、メイクショップのEC店舗の皆さんを始めとしてクリエイターの方にぜひ実現していただけるようになりたいな、と思っているところです。

Printioが日本中のデジタル専門工場とつくる在庫のいらないオンデマンド生産

私たちのサービスはとてもシンプルです。
Printioを使ってもらえば、これまでのロット生産ではなく「必要なときに必要な数を簡単に頼めてすぐ届く」ようになります。

オンデマンド生産の特徴

商品は最適な全国の専門工場で製造され、製造から出荷までフルフィルメントで提供し、商品の品質や納期管理などはPrintioが責任を持って管理します。
この品質保証は商品調達と品質管理のプロとして、生産工場の経営者と話し、現場を確認した工場の仲間と作っているサービスだからこそできることだと思っています。

Printioの特徴

Printioがあれば、EC店舗の方はこれまでの「在庫販売」のリスクを抑えることができ、「受注販売」のようにお客さんを待たせることもありません。
リスクを抑え、すぐ販売できすぐ届く「オンデマンド販売」が可能になります。

プリントオンデマンドで広がる可能性

メイクショップさんとは現在開発をご一緒していますが、完成すれば事業者の方は、在庫リスクゼロでオリジナルグッズ販売が可能になり、在庫を抱えるリスクがなく、売れ残りの心配がなくなります。また、最初はTシャツなどのアパレル類からスタートする予定ですが、すぐにタオル、モバイルバッテリーなど、アパレル以外にも様々な商品を増やしていきますので、多様な商品ラインナップを簡単に展開でき、期間限定商品や、特定の顧客層に向けたニッチな商品など顧客ニーズに合わせた商品開発が可能となる予定です。
そして、使い勝手の部分ではメイクショップとPrintioを意識すること無くシームレスにつながることを目指しています。

全国のEC店舗の売上拡大するために必要なアライアンス

Printioを通じてECの店舗の皆さんに最適なものづくりを提供するには、小さなスタートアップの私達だけでは実現できないと常々思っていました。また、これまでPrintioでは「PrintioAPI」と「CSV取り込み」での受注連携を提供していましたが、ECカートとの連携を始めたいとも考えていました。
そんな中で、日本において12年連続日本一の流通総額と12,000店舗のコマースに本気の事業者の皆さんに選ばれているメイクショップさんは、ご一緒したいECカートそのもの。

ですが、それ以上にメイクショップさんとご一緒したいと確信した理由は、GMOメイクショップの向畑社長と話す中で感じる「日本のコマースを盛り上げたい」という気持ちです。

「日本の工場長」として、日本のコマースを盛り上げる!

NewCommerceVenturesの大久保さんとは私(堀江)が「日本の工場長になるぞ」という話しをしています。また今回はメイクショップさんとも「日本のコマースを盛り上げる」ことを目指しています。
そのためにまず必要なことはものづくりのデジタル化だと私は考えています。

製造工場は工場や機械設備に投資が必要でDXのためのソフトウェア投資は後回しになってしまいます。Printioは工場向けにプリントオンデマンドに特化した生産管理SaaSである「PrintioMake」を無償で提供し工場のものづくりのデジタル化を後押しし続ける必要があると思っています。

Prinitoで後押ししている領域は、デジタルプリントだけではありません。先日大手グッズサービスのSUZURIさんと発表した刺しゅうのようにこれまで1個生産が難しかった領域にもチャレンジしており、さまざな製造手法の効率化を進めてまいります。

ブラザー工業の業務用刺しゅう機

プリントオンデマンド市場を活性化させるため、デジタルのものづくりを盛り上げるエンジニアを募集中

Printioはオンデマンド生産に特化したプラットフォームで、発注者側の「PrintioOrder」と工場側の「PrintioMake」の2つのソフトウェアを提供しており、発注側にはAPIとカート連携などの連携機能やデザインシミュレーターの開発が必要で、工場側にはプリンターの自動制御や発送システムなどが必要で、多くの開発工数がかかります。
今回の調達した資金を元に、社内の開発体制を強化していきたいと思っています。募集詳細はこちらに綴っていますので、ぜひご興味を持っていただけるかたはお気軽にご連絡ください。

告知!9月の京都にて開催されるICCのDXカタパルト登壇します!

最後になりますが、9月3日に開催される「ICC KYOTO 2024」において、DXカタパルトに登壇が決まり、絶賛準備中です。会場にいらっしゃる方はぜひご挨拶させてください。

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