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雀荘の選び方と雀荘デビューに至るまで

最近フォローしてくれた森すずめさんが
「いつか麻雀卓で麻雀を打ちたい」と自己紹介で書いていたので、私も当時の記憶を遡りながら自分を見つめ直す為に記事を書いてみようと思う。恐らく今までで1番長い記事になるだろう。

今までの記事は、麻雀をある程度知っている方から上級者の方まで見られる様な記事を書いていたと思う。
今回は麻雀を知らない人が麻雀を知る所から書くので長くなる。

私は若い頃(14歳)から始めたのだが、当時は当たり前だけど何も知らずに始めた。最初に覚えたのは白の牌。白いだけで何も書いてない。牌の名前から覚える事から始まった。

以降は下の記事をご覧いただければ麻雀の基礎が分かるだろう。

こちらは初日に覚える事が色々と書いて有る。面子構成を覚えるのは麻雀において最重視される。役も一緒に覚えられたら素晴らしいね。点数計算なんか後でいい。そんな事は中級者以上の人が教えてくれるからね。

初日で役を5つ覚えた程度だとフリー雀荘はまだまだ先になる。
これで仮に行ったとしても圧倒的に不利だし、スピード・パワー共に遅い為、運良く勝てた半荘が有ったとしても負けて帰るのは必至だろうね。

雀荘に行きたいなら役は最低限全部覚えてから。そうでないと負け確定になる。店に居る麻雀の猛者達には勝てない。
雀荘に通う人達は点数計算が出来なくても役は知っているからね。
自分で勝てる条件を上げる為にはひたすら役を覚えるしかない。役は全部で35種類有る。流し満貫を入れると36種類。
今はネットで見る事が出来るので毎日携帯で見ていれば覚えられるだろう。
点数計算も出来たら50符位まで覚えられるともっと良い。

あなたが役を全て役を覚えたとして、次は雀荘を選ぶ事にする。
都市部だったら探す必要も無いと思うけど、地方だったら探すのが大変かも。
最初はノーレートが1番良いだろう。場代だけで財布が傷まないから。
俺は21の時からフリーに行ったけど、最初から点ピンに行ったので出費だけが増えて、技術も得られないまま1年が過ぎてしまった。
次に雀荘を選ぶポイントをお伝えしたい。

雀荘の選び方

・ネットで検索する
検索すると沢山の雀荘が出てくるので、お店のホームページを見ながらレートを確認しながら確認する。優良店は大体有る。店員が写真で載ってる雀荘は信頼出来る場合が多い。
ホームページが無い雀荘の場合は1度中に入って見るしかない。
・知り合いに聞く
身近に雀荘へ出入りしている友人は少ないかもしれないが、情報を得られたら信頼度は高い。「あの店は雰囲気が良い」「お客さんのレベルが高い」「マナーが良い」など情報を得られただけでも安心感が有るのではないかな。
・看板を見よう
普通の店ならレートが書いて有るが、書いていない雀荘も有る。書いていないからといって悪質な店とは限らない。風営法で書けない所が多いからだ。電話番号が書いてない店は怪しんだ方が良いかも…

雀荘デビュー

あなたは店内に初めて入ってノーレートのフリーデビューを迎えようとしている。
店側からは「いらっしゃいませー!」と言われるのだが、最初におしぼりを渡されて飲み物を聞かれる。
飲み物は
・アリアリ
・紅茶
・熱茶
・うめこぶ
・炭酸飲料
・ジュース
他にも色々有るが俺はアリアリ、熱茶、うめこぶ、コーラ位しか飲まないので細かい事は分からない。アリアリはコーヒーに砂糖とミルクを入れた略語、熱茶は熱いお茶、うめこぶは梅昆布茶。略語が好きな業界なんだよね。
場所によってはお金を取る店も有るから注意。ドリンクが有料と伝えない店は出た方が良い。ロクな店ではないからだ。
冷たいおしぼりはツメシボ、温かいおしぼりはアツシボとか色々有る。

まともな店員なら卓の状況を説明してくる。「只今、東3局でメンバー1入りで持ち点は23000点の親番1回です。どうされますか?」
俺だったら次まで待ちますと答える。新規で来たなら1回の親番をするより、時間が有るなら最初から打ちたいね。どうしても時間が無いなら打っても構わないが。
出来の悪い店員だと場状況を言わないので、今は何局ですかと来た際には聞いた方が良いだろう。伝えれば流石に教えてくれるからね。店によっては卓に入ると言われたら簡単にルール説明をして、卓に入ってから分からない所は都度聞いて下さいと言う店も有る。

次にルール説明を店員がする。(これをしない店は不良店の可能性が有るので帰る事をお勧めする)
初めてフリーに来た事は必ず言う。そうでないと麻雀を知っている人だと勘違いされてしまう場合が有るので、納得するまでルールを聞く。勿論、自分が理解するまでルールを聞く。説明は大体長いので分からなければ、その場で聞いてもいいが、卓上でその都度聞けば良い。

卓に着いたら「宜しくお願いします」は必ず言おう。これが無いと無愛想な奴だと思われる。点数計算が分からなければ最初に「フリーが初めてで点数計算が出来ないので教えて下さい」と必ず伝える。知ったかぶりは後々、後悔するだけだからね。

テーブルは左側を必ず使って下さい。右側を使おうとしたらキレる人も居るので注意。

卓が進行してきた。東発で8000点と言われて1000点3本と5000点1本とか渡さないでね。次に立直掛けたら1000点棒が無くなるからね。支払いをスマートにする為と先の為に1万点棒を渡しましょう。

あなたは子供の2000・4000を和了りました。発声としては「2000・4000」で良いが、初めてだったりフリーに慣れてないならその後に、ニセンヨンセンですと言っても良いだろう。です・ますを語尾に付けるのはマナーとしては良くないと書いている記事を良く見るのだが私はそうは思わない。
「ロン!12000!」「ツモ!6000オール!」と言われた方が威圧的に感じるが。

たまに居るのが、和了って謝る人がいるのだけど謝る必要は全く無い。寧ろ失礼にあたる。謝る位なら和了るなって話でマナー上は良くないからね。

手牌に関する話や和了に関する話はしない方が良い。せめて聞かれたら答える程度にしておこう。和了れなくて「あー間違えたー」とか言って次巡に「ロン」とか言ったら三味線だからね。三味線は嘘に近いカモフラージュと言われてる行為。これもやる人はたまに居るから注意だ。←老若男女問わずに居る

麻雀を知らない人と打つというのは凄く緊張すると思う。私も最初はそうだった。
ピンの雀荘で上手い人に「君はオーラスなのにソレを和了って何が楽しいの?」と言われた事が有る。素人のこの時は和了る事しか考えておらず、オーラスに意味の無い1000点を和了った事に対する批判だった。

こういった事が無い様にオーラスで和了る際に気を付けたい事を伝えたいと思う。
オーラス(最後の局)で和了りを目指す際には、なるべく自分より1つ上の着順を目指していこう。
トップと離れ過ぎている2着目なら2着キープも全然有り。着順でゲーム代が変わる店なら尚更だ。3着目・4着目でもノーレートなら現状維持でも和了る人が居るだろう。
しかし、麻雀をしてる人なら3·4着で配牌から妥協したくないのでは。最後まで高い手を狙って駄目なら現状維持でも良いのではないかと思う。お金が掛かっていたら意味の無い和了りをする人は殆ど居ない。着順が変わらなくても赤が有るからとか、裏ドラ期待で和了る人も居るからね。

麻雀を終わりたい時に言う言葉

麻雀をこれで止めたい場合は「ラス半でお願いします」と言おう。出来れば東場に言った方が良い。
南場のオーラスに言われても店員が全入りで卓に付いてるかもしれない。その場合は他の卓にラス半が居るか聞いてくるけどね。
もしかしたらラス半は「もしラスで」と半荘の最初の方に言おう。
マナーの悪い人になると何も言わずに帰る奴が居る。「俺、時間無いから帰らないといけないんですよ」と店員時代に言われた事が有る。
この時は店員が余っていたから対応出来たが、人が余ってないと大迷惑になるので絶対にやめましょう!

お礼は言った方が良い

対局が終わって自分が離れる時は「ありがとうございました」と言って離れた方が良い。俺は言わない時も有るが言った方が好印象になるだろう。
後ろで待っている人が傍に居る時は、卓から直ぐに離れる為に言わないで離れる事を優先するからだ。
点棒を揃える必要は無い。店員が卓周りはやってくれるので離れる事を優先しよう。

帰る際は忘れ物が無いか確認して店から出ます。以上が雀荘デビューまでのお話です。
最後に纏めを書きます。

まとめ

①最低限、役を覚えてからフリー雀荘へ入る
②店選びはネットや人の情報を活用
③ルール説明をしない店はヤバい
④卓に付いたら「宜しくお願いします」
⑤発声は明確に言う
⑥和了ったら謝らない
⑦テーブルは左側を使う
⑧点棒の支払いは先の事を考えて出す
⑨意味の無い和了りをオーラスにしない
最後に止める時は「ラス半」と必ず言う

これでも大まかに書いたつもりだが、noteを書き始めて最大文字数3582文字になった。
下記の人の記事を見れば私の記事を見なくても良いかもしれない。

それではまたの機会に。