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ヤマセミの歌 その12 「ドジョウを食べて元気になったヤマセミ」

まずは自分が落ち着こう

保護され飼育依頼されたヤマセミ。試行錯誤の連続だった。
いきなり魚を詰め込んだらかなりの確率で死亡してしまう。
保護鳥が死亡する最も多いケースだ。
もちろん、携わった人は全て良かれと思ってのこと。攻めれれるもにではない。

相手は野生動物。初めの経験

健康なヤマセミが人間に捕まるなんてことはまずない。
よっぽどのことだ。鳥類はショックにとても弱い。特にいつも強そうにしている鳥(猛禽類など)は特に。
ちなみに哺乳動物ではワラビー(小さなカンガルー)だ。普通は飼育しないと思うけど。

慌てない。

強制給餌は無理矢理に口を開けて魚の頭の方から気管に入れないように慎重に押し込む。押し込んだら皮膚の上からゆっくりと食道に沿って撫で下ろす。ゆっくりと。
強制給餌は出来るだけ早く辞めて自分で食べるようにさせる。
実はこのタイミングが超難しい。

ありがとうドジョウさま

ドジョウは魚類などを食べている鳥類を保護した時に最高の食材だ。例えが悪くて申し訳ございませんが、プリンやところテンのようにツッルって飲み込んでくれる。

ドジョウとヤマセミ

つづく

予告
ヤマセミの歌 13
人口飼育。こんなこともわかりました。


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