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かのこ動植物日誌

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神保が実際に出会ってきた、動植物たちの姿を「かのこ動植物日誌」として、記録します。※かのことはヤマセミの模様から来ています。
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かのこ動物日誌 スズメ

まよわず移住 三浦半島の古くて新しい住処  なだらかな丘と谷戸の大地に常緑広葉樹林のオアシスが点在する三浦半島は海と森に守られた豊かな大地でが広がる。金田の谷戸は昭和初期の景観が今も残っている数少ない場所。かのこ環境大学の建物は昭和25年ごろに建築された民家。20年以上空き家状態だった。部屋に入ったら真っ黒クロスケ?(アシダカグモ)が逃げ惑った。油断すると床を踏み抜いてしまいそうだ。案内してくれた不動産屋さんも売主様も「本当にこの物件で良いの?」何度も念を押された。迷いは

かのこ動植物日誌 コジュケイ

文 じんぼ けんいちろ 体は小さいけど声は拡声器並みでかくれんぼが超得意な野鳥 山裾の茂みの足元から突然「ぐぎゃぎゃぎゃ」と甲高い悲鳴を発しながら飛び出す児玉スイカ程の大きさの野鳥。一瞬何が起きたのと面食らう?コジュケイだ。毎朝三浦の谷戸に響き渡る大きな声。「ピッコほい。ピっこほい」と叫んでいる。この辺りの茂みに居るよなってわかちゃいるけど、突然足元からの飛び出しには毎回驚き「なんだよ〜」って感じ。砂浴びが大好きなので山裾の畑の際の乾燥した地面がラーメンドンブリ程度の大き