GX脱炭素電源法=原発永久化法
原発永久化法
GX脱炭素電源法が国会に上程されています。GXという用語は、昨年(2022年)夏に突然現れた造語で、グリーントランスフォーメーションを表す政策用語のようです。GXというなんだかよくわからない言葉を煙幕に使って、問題ある法案がまとめられて、一括して通そうとしているのです。
いくつも問題があるのですが、ここでは、原子力基本法改正案についてのスライドを提示します。
問題はたくさんありますが、なんといっても、今回の改正は、電力自由化が起ころうが、どんな制度改革を実施しようが、原子力産業を維持すると国が宣言していることが最大の問題でしょう。
実際には、原子力産業は衰退の一途をたどり、サプライチェーンに維持すら難しくなっています。大企業が撤退し、原子力専業の会社が廃業しているのです。
当然ながら、衰退産業は、国ですら支えることはできません。
ですが、法律に書かれてしまうと、お金や手間が半ば永久につぎ込まれてしまうことになってしまいます。
このスライドは、原子力市民委員会のオンライントークで使いました。合わせてご覧ください。
スライド
以下、スライドによる説明です。
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