見出し画像

GX実行会議に関するメモ

第5回GX実行会議(2022-12-22)

ここで、原子力政策の転換が示されました。「GX実現に向けた基本方針(案)〜今後10年を見据えたロードマップ〜」では、時期通常国会で関連法案を提出すると書かれています。
GX実行会議は非公開でした。
ウェブサイトをみると、45分で終わったようです。2022年12月30日時点で、議事録、動画は公表されていません。また、首相官邸、内閣官房のウェブサイトに、記者会見での説明等、関連する資料は見当たりません。
説明が殆ど全くされていないと言ってよいでしょう。
ちなみに、GXとはGreen Transformationを意味するようですが、これは日本政府がつくった造語です。日本でしか使っていないと思います。原発をGreenに入れているという点で、福島原発事故を忘れてるとしか思えない、センスを疑うという声もあちらこちらで聞こえます。また、Gは原発のGともよく言われているところです。

原子力については、次のように書かれています。

  • 原子力比率20〜22%の達成にむけて再稼働を進める。

  • 「将来にわたって持続的に原子力を活用する」ために「次世代革新炉」の開発・建設に取り組む。

  • 「必要な事業環境整備を進める。」

  • 「研究開発や人材育成、サプライチェーン維持・強化に対する支援を拡充する」

  • 「運転期間は40年、延長を認める期間は20年との制限を設けた上で、一定の停止期間に限り、追加的な延長を認める

  • 核燃料サイクル推進、廃炉に関して「資金確保等の仕組みの整備を進める」

  • GX経済移行債」を創設し、国が20兆円規模の先行投資支援を実施。原子力もその対象。GX経済移行債は、エネルギー特別会計で区分して経理。2050年までに償還終了。

※このnoteは覚え書きなので、たまに更新します。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?