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年齢と3000円の使い方の変化

お金の使い方は、年齢と共に変わってくる。

過去の3000円と今の3000円では使う対象が全く異なる。

もちろんインフレなど物の価値が変わる事もあるが、数字としては3000円は3000円。



小さい頃の3000円は、お菓子やゲーム、祭りの金魚すくいなどに消えていった。

少し年齢が上がると3000円はそれは漫画や食べ放題の焼肉、カードゲームのレアカード当てに使われたりする。

中学・高校生になると、CDのアルバムやカラオケ代で3000円は使われていくかもしれない。

大学生になると3000円は安い居酒屋の飲み会費用や貧乏旅行の楽しみとして使われる。

社会人になると、3000円ではそもそも飲み会の一回分にもならないのがほとんど。

家庭を持っていたら3000円でも貴重な金額で、全ては子供のために使われるかもしれない。

年次が上がって給与が上がって余裕が出てきたら、3000円は自分へのご褒美として食事付きの日帰り温泉へ。

人によっては競馬や競艇、パチンコや麻雀で楽しむのに3000円はちょうど良いかもしれない。

定年を迎えると、3000円は孫へのお小遣いやお年玉として使われることになるかもしれない。

そして亡くなる直前の3000円は、周りの人への感謝としてお花代になるかもしれない。





年齢と共に同じ金額でも使おうとする対象は大きく変わってくる。

興味の対象が変わったり環境が変わったり、人それぞれの事情が異なる。

あの時はとても憧れていたのに、時間が経つにつれて憧れを感じなくなる。

価値観が変わる事がお金の使い方からとてもよくわかる。

どのようなお金の使い方も、その年齢ごとに楽しめるのはとても素晴らしい事。

なぜなら、お金を使う対象はその人の人生を示しているから。

お金の使い方ほど人生を明確に反映させるものはない。





たった3000円、3000円という大金、この金額をどう捉えるか人の基準はそれぞれ。

お金の使い方と自分の人生を俯瞰してみるのも、中々面白いかもしれない。

今のあなたは3000円を、何に使いますか。




ありがとうございました。

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