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抽選で当たりが出るまでに必要な参加回数の期待値

問題設定$${n}$$個の球が入っている抽選器があり、その球のうち$${m}$$個は当たりである($${n\geqq m}$$)。1回の参加あたり1個の球が出てくるまで抽選器を回すことができる。取り出した球はもとに戻さないものとする。どの球も取り出される確率が同様に確からしいとすると、当たりが1個出るまでに参加することになる抽選の回数の期待値はいくつであろうか。 計算$${m=2,3}$$で実験すると$${\frac{n+1}{m+1}}$$になりそうと予想がつく。 参加

    • フーリエ変換、短時間フーリエ変換

      導入フーリエ変換とその周辺の理解を深めるためにRでシミュレーションをおこなった。まず$${f(x)}$$という関数のフーリエ級数展開を数式で書くと、 $${f(x) = \frac{a_0}{2} + \sum_{k=1}^\infty (a_k cos(k \theta x) + b_k cos(k \theta x)) (k\in\mathbb{N}, \theta\in\mathbb{R}^{+})}$$ となる。これは関数を離散的に周波数成分に分けて足し

    抽選で当たりが出るまでに必要な参加回数の期待値