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人からもらうプレゼントを忘れ続けている。Amazonギフト券でくれ。

月額会員制村作りサービスという謎のビジネスで生計を立て、謎の失敗を毎日しています。堀元です。


僕は物に執着がない。欠かせないものといえばMacBookとスマホくらいのもので、他のものはいつでもなくしていいし捨てていい。

服にいたっては、旅行先で必要にかられて買った靴下や下着を除けば、2年近く買っていない。


さて、自分の物に関してはそれでいいのだけれど、困るのは人からもらう物である。

自分で買う物にも執着がなければ、人からもらう物にはもっと執着がない。

その結果、何が起こるか。プレゼントを忘れて帰るということになる。

そう、僕はプレゼントを忘れ続けている。誕生日にもらったプレゼントを忘れ、イベントでもらった差し入れを忘れ、お土産でもらったお菓子を忘れている。

しかもタチの悪いことに、忘れたプレゼントを取りに行かない。物に執着がないからだ。サスガにめっちゃ高そうなものだったら取りに行くけど、お土産のお菓子とかは取りに行かない。

だから「人からもらったお土産を食べていない」という状況が頻発するのだけれど、次に会った時には呼吸するかのように「あ、アレ、めっちゃ美味しかったです!」と言っている。サイコパスなんだと思う。

あるいは、お土産って案外みんなそんなものなのだろうか?食べていないのに「あ、美味しかったです!」と答えることで世界は成り立っているのだろうか。だとしたらお土産業界はボロい。試食品だけ美味しくしておいて、パッケージの中身は砂とかを詰めておけばいい。

お土産業界、凄いな。砂を一箱3000円とかで売るワケで、利益率ほぼ100%だ。一日100箱売るとして、30万のアガリ。ボロい。参入したい。


……話が逸れたから、戻ろう。

とにかく、僕はプレゼントを忘れてしまいがちであり、せっかくのご厚意をムダにしてしまい本当に心苦しい。しかし、多分僕のこの性質は治らない。物はもらった瞬間の感謝がピークで、持って帰る時にはすっかり興味の対象から外れている。

だから、Amazonギフト券が欲しい

僕の出演するイベントや、僕に会いに来る人は、差し入れの替わりにAmazonギフト券をLINEとかで送って欲しい。URL送れば即使えるヤツ。あれがめっちゃ便利。忘れることもない。

または、Amazonギフトカードが欲しい。

コンビニとかで買えるヤツ。1000円とか3000円とかで売ってるヤツ。あれはカードを見ながらシリアルナンバーを入力しなくちゃいけなくてややめんどくさいのでギフト券の方がいいんだけど、まあ実体を渡したいという人はこれでもいい。ホントに助かる。これもその場でスマホに打ち込むから、忘れる心配ない。

何なら、もう現金が欲しい

現金を渡すといやらしい、みたいな文化なんなんだろう。普通に一番嬉しいのは現金なので、プレゼントは現金がいい。さすがにお札を渡すのは露骨すぎてはばかられる、みたいな人はポルカでいい。ポルカで支援してくれ。現金なら忘れるワケがない。あ、あとアレだ。このノートの下に「このクリエイターを支援する」的なボタンがあると思うので、それでもいい。皆お金をくれ。お菓子とか財布とかペンとか要らないので、オラに現金をくれ。


これ、言っちゃいけないヤツだった

ちなみに、僕は人の好意に甘えることを得意としており、自分の職業は”こじき”であると思っている。皆がぼんやりお金や物をくれるから生きていける。2017年はぼんやりもらったお金の合計額が20万円くらいにはなるだろう。

さて、こじきとして物をもらうために必要なことは「かわいげ」と「感謝」である。何かをもらった時に心から嬉しそうな顔をしたり、全力で感謝の意を表明することが一番大切だ。これができないと皆もう物をくれなくなる。

間違っても「もらったもの、要らないし忘れちゃうんだよね」とか言ってはいけない。


今日の内容は、本マガジンの編集長ほなみんに急かされすぎて脊髄反射でつい書いてしまったのだけれど、本当は言ってはいけない内容だった。皆、どうか読まないで欲しいし、読んじゃった人は読まなかったことにしておいて欲しい。


こういう、言ってはいけない内容をうっかり言ってしまう失敗も、よくやっている。

今日も謎の失敗をし続けている。

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