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この世の終わりみたいな気分の日は、ダウナーなコンテンツを摂ろう

8月15日。日曜日。終戦記念日。

お盆の真っ最中であり、本来なら墓参りやレジャーのために皆がガンガン外に出る日だ。

そんな中、僕は部屋に引きこもってこの記事を書いている。


引きこもっているのは多分、僕に限ったことではない。

今日は関東全域に激しい雨が降る予報であり、土砂災害警報が出ている地域もたくさんある。

某新型感染症の感染者は爆発的に増えており、東京都内の感染者がとうとう1日5000人を超えたらしい。

ニュースを流し聞きしているだけで、外に出る意欲が根こそぎ奪われてしまう。出かける予定だったのに諦めた人もさぞ多かろうと思う。


仕方ないのでネットサーフィンでもするかと思ってSNSを起動すると、出てくる話題はメンタリストが炎上した話とメンタリストが炎上した話とメンタリストが炎上した話である。

メンタリストは何度も謝罪しているようだけれど、一向にその火は消えていない。土砂災害警報が出るほどの大雨が降っていても、怒る民衆の頭に冷水が浴びせられることはない。

僕は誰かが怒られてるところを見るのは嫌いではないのだけれど、同じ話が延々繰り返されていると、いささか食傷気味になってしまう。もっと愉快な話が流れてきてほしい。


それでは仕事でもしてみるかと思ってメモ帳を開いて、ボールペンで今週のnoteの構成を殴り書きしてみる。前から書こうと思っていた題材だから、構想は固まっている。

だけど、低気圧のために頭がロクに働かない。どれだけ書き出してみても、「何だか面白くないな」としか思えない。順番を変えたり表現を変えたりしたけれど、あまり改善しない。結局ボツにした。2時間の格闘が丸ごとムダになった。

ということで、どこを見てもこの世の終わりみたいな状態になってしまった日曜日の朝、僕は遣る方無くキーボードを叩いている。いつもは構成を決めてから書き出すのだが、今は完全なノープランだ。この記事がどこに着地するのか、僕も分かっていない。


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