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夫に育児をさせるためには(人はいかにして兼業主夫になるのか)~出産前編~

皆さん、こんにちは!兼業主夫への道を邁進する兼業主夫パパです!毎回、共働き家庭の家事・育児が円滑にいくために夫(パパ)が実践したほうがいい事を紹介しています!いずれも私、兼業主夫パパが実践してみて確かに効果がある!と思うものを共有できればと思います!

今回は、私自身が兼業主夫になるまでの経験をもとに、いかに夫を育児に巻き込むのか、そのこつを考えていきたい思います。

まず、一般的に女性は妊娠・出産を経て、母になるといわれています。それに対して、男性(夫)は自分でお腹を痛めないので父性が生じにくいと言われています。

これは正直いかんともしがたい差異です。どんなに頑張っても男性(夫)は子供を産むことが出来ません。これは、夫は妻から子供が出来たという話や子供が生まれたという話を聞かされなければ(まず、そのような状況は考えられませんが。。)、全く父親になることすら認知出来ないという事です。

つまり、男性(夫)が父親になるには、自分に子供がいるという事を認識するというプロセスが必要となります。
さらに、そのような認識をどんどん強くするために、繰り返し父になるという事を意識させる経験が必要となります。

実際にイクメンや兼業主夫になる男性(夫)は、子育てを当事者と認識しています。当事者意識を如何に男性(夫)に持たせるかというのが、夫を育児に巻き込むコツだと思います。

では具体的にどのようなことをすれば男性(夫)が当事者意識を持つのでしょうか?

一番大事なのは女性(妻)が母親になると実感するのと同じ時間軸を共有させるという事です。

つまり、子供が生まれた後に男性(夫)に「父親の自覚をもって!」と迫るのは、少し酷な気がします。その時には妻側と夫側に親としての大きな認識ギャップが存在するからです。

妻が母になる過程も、いきなりではなく、妊娠期間を通じて醸成されます。一方で、意識的に何もしなければ、夫は短期間で父になることが求められます

この過程の差こそが、妻側・夫側の親としての自覚の差となり、このギャップを埋めないと、妻側の母としての不満は溜まる一方になります。

妻 不満

では、どのようにすれば夫側も妻側と同じ時間軸で父性を醸成できるのでしょうか?

ずばり、出産前から夫側に徐々に家事・育児準備を担ってもらうことが一番の近道です!

具体的に妻が妊娠中に夫が行うのが推奨される事項を下記にまとめてみました。
□妊婦検診に夫に付き添ってもらう
□両親学級に参加する
□妊娠グッズ・出産グッズを共に決め、買い物に行く
□名前決めを一緒に行う
□妻側が体調がすぐれないときや妊娠後期については積極的に夫側が家事(買い物・料理・掃除等)を行う

特に、1番最後の部分は大事です。子供が生まれた後(特に新生児時期)は、妻側は子供のサポートに付きっきりとなります。
夫側が、おろおろ家事をしているのにサポート(助言)をするという余裕はなく、大抵「いいかげんにして!」と怒りの感情がわくだけとなってしまいます。
家事についても、夫側が徐々に慣れていく助走期間として、妊娠期間中は位置づけるのが大切です。

このようにみると、妻が妊娠期間中に、夫側は家事に慣れるために、積極的に家事時間を増やし、かつ、頭で父親になることを理解するために子供関係の準備を妻と一緒にするという事が非常に有用となります!

イクメン・兼業主夫の道も、何事もはじめの1歩があります。自分が変わらなきゃという意識を持ち行動することが何事も肝心だと言えますね!

それでは今日はこの辺で!



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