心で考える

🔴頭で考えるのは大切。
  『心で感じるのはもっと大切。』
頭で考えるのは大切。心で感じるのはもっと大切。
答えを見つけるためには「考えること」が基本です。

きちんと考えることで、正しい答えを見つけやすくなります。

問題を解くのも、考えるのが基本。

解決策を見いだすのも、考えるのが基本。

論理を組み立てて考えることで、思考を積み上げていけます。

感情に流されず、論理的な思考をすることで、正しい答えを導き出せます。

しかし、何でも頭で考えればよいわけではありません。

じっくり考えることで、かえってわかりにくくなることがあります。

人は高度な頭脳を持った生き物ですが、高度な頭脳があるからこそ厄介でもあります。

損得勘定が働きます。

見栄や世間体を考えます。

さまざまな欲に惑わされます。

いろいろな人の顔色をうかがわなくてはならなくなります。

さまざまな邪念や雑念が浮かんで、余計な情報に振り回されます。

いろいろ考えていくうちに、どんどん思考が複雑になっていく。

収拾がつかなくなり、決断を下せなくなることがあるのです。

頭だけで考えていると、大事な何かを見失うでしょう。

不思議なことですが「頭で考えているからわからない」ということがあるのです。

頭で考えることも大切ですが、もっと大切なことがあります。

心で感じることなのです。

自分の心に集中して、自分の感じ方に注意を向けてください。

どんな気持ちになったか。

どんな印象を受けたか。

どんな感じ方をしたか。

地球上で繊細な心を持つ生き物は、人だけです。

心で感じることは、ロボットやコンピューターにはできない仕事です。

心で感じる作業は、頭で考える作業以上に高度です。

心で感じたことを大切にすると、直感も生かしやすくなります。

顕在意識だけでなく、潜在意識の力も活用できるようになるため、物事の本質をとらえやすくなる。

結果として、より正しい方向性が見えてくるのです。

たとえば、進路について悩んだときです。

基本は自分の頭でしっかり考えることですが、さまざまな進路を考えるうちに、自分でもわからなくなることがあります。

お金のこと、生活のこと、世間体のこと。

メリットやデメリットの両方に振り回されます。

考えることが多すぎて、思考が複雑になります。

こういうときこそ、心で感じたことを大事にしましょう。

自分の心はどう感じているのか。

心が感じたことを基準にすると、余計なことを考えなくなるので、すっきり答えが見えてくるでしょう。

〜 佐藤憲一 〜

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?