2021-22シーズン振り返り
最終戦が終わり、スポンサーパーティが終わり、ファン感謝祭が終わり、2021-22シーズンが全て終わりました。(選手はまだ忙しそうだけど)
株式会社ルネサンス様、アクアメディクス様、ヴァイオレーラ様、茨城キリスト教大学の先生方、また多くの皆さまのサポートを心から感謝しております。本当にありがとうございました。
シーズンを終えた後に、選手の中に何が残るのか
今シーズンは全選手がこちらから提示したプログラムを真剣に取り組んでくれました。HCを交えて個別にディスカッションしたり、怪我の状況によりアスレティックトレーナーと話し合って変更したり、様々な事がありましたが、振り返った時に水土日となかなかハードなスケジュールの中でも最後までチームとしてトレーニングに取り組んでくれた選手たちには感謝しています。
「彼らの中に何が残ったのか?」
シーズン中はつきっきりで、選手がトレーニングをしているその場にS&Cコーチがいます。その場でフォームを見て「今、こうなってるよ」と言う事ができます。トレーニングについても話しながら時間を共有することができます。でも、シーズンが終わっていざ1人でトレーニングをする事になれば、その場にS&Cコーチはいません。そういう場面を想像すると「今、こうなってるよ」ではなく「今、どうなってる?」「何を感じてる?」と選手の感覚に問いかける方がよかったのかもしれないといつも思う。
本当にどういうトレーニングの時間を過ごしてきたかが現れるのは、オフシーズン中や彼らと別れた後だと思います。選手が他チームに移籍したり、または自分がチームを去った時に「あれ?何をすればいいんだっけ?」となってしまう状態だと良いトレーニングができたとは言えないのかもしれない。
良いエクササイズはできたかもしれないけど、良いトレーニング習慣を確立するには至らなかったのかも、と。
必要なのはエクササイズを教える事ではなく、なぜ、トレーニングをするのか。トレーニングを通して何を感じているのか。それは自分のパフォーマンスにどうつながっているのか?なぜ、このエクササイズなのだろうか?というその時間の中で問いかけ、「Why」をつくること、「Why」を深堀していくことが大切になるんだろうな。
後半になるにつれてチームが良くなっていく事を実感できた初めてのシーズン
同じ思いの人もいたのではないか?
5年目のBリーグで初めて感じた「後半に連れてなんかチームが良くなっていってるぞ」というあの感覚。
負けるのが嫌、負けず嫌い
自分が立てた目標は絶対に達成したい
良くなっていることを実感しているから
とにかくもうガンガン行くしかない
早く終われ!というやけくそ(これはないかな)
徐々に自信がついた
なんだろうな。いまだ言語化できていないが
「俺らは後半勝負だ」ということは常々誰かに言っていた気がする。シーズン序盤はどのチームも疲労もなくピンピンしているので、チームや個人の差や経験の差がでやすいんじゃないだろうか、と思っていた。しかし、後半は疲労やハードなスケジュールなど様々な要因がからんできて、落ちてくるチームがあるだろう、と。その時にトレーニングを継続しコンディションを維持していれば十分に戦えるのではないかとずっと思っていた。
何のためにチームにいるのか?
正直、何を言ったのか細かいことは忘れましたが、
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