「裸足で駆ける青春」セルフライナーノーツ

「正しい声を繋ぎ、また今日を誘う」をリリースしてから早一年
やっと振り返って音源を聴いてみたくなったので制作時期やレコーディング時のことを思い返して書いてみたいと思った
その第七弾

7曲目「裸足で駆ける青春」

産まれたのは全8曲中2番目
制作時期は2018年の春
あっという間にできた曲

この記事を書く上で困った事が発覚した
この曲のデモの音声をいくら探しても2個しか残っておらず思い出す事が捗らず
リリースは去年だが結構前の楽曲なので困った
いかにこの曲が一瞬でできた事がわかる

ただ、同時期の録音に僕自身がカラオケでSAKANAMONの曲を歌ってるものが出てきて、確かこの録音を聞いて歌メロのキーを探っていた事だけが思い出された


この時期は数曲バンドで合わせたが何曲がボツになり残った一曲だったことは覚えている(悲しい事にこのボツ曲のデモはたくさん残っていた すぐできたが故に採用されたのだろう)


この曲は僕の曲というよりはケンゴリアンズの曲だ
いや全部そうなんだけれど
僕はワンアイデアを出したに過ぎなく
後はその時のバンドの脂が乗ってる美味しいところのサウンドをどんどんエイトビート主体に貼っつけたような曲


この時のライブはこの曲の初披露からどんどん回を重ねてくごとに凄く演奏が決まってくる嬉しさがあったのを覚えている

このバンドの音
どんどん旨みを増して
僕ら自身も強みをわかってきかけた頃の先頭を切って進んでくれた曲



この曲は沢山のライブを助けてくれた

特に
去年の「来来謝謝」
この曲を最後に演奏して本当に良かった


楽曲づくりに湧いてくるエゴは
時々ライブハウスを遠ざける
要は「作ってる時楽しい曲はライブ映えしなかったりする」ってこと

でもこの曲がこのバンドのまだ序盤に産まれてくれたお陰で
僕はライブハウスでロックバンドとしてあるべきケンゴリアンズを見失わずに済んでると思っている

ケンゴリアンズの投球スタイルの中の「ストレート」としてこれからもライブハウスでお世話になります

そんな感じの曲です

「裸足でかける青春」制作時のケンゴリアンズ
今に増して服がダサい


ご清聴ありがとうございました
是非音源も聴いてください



追記

この曲の作成時、「汚い海」の作成時と被るのだがライブハウス鬱になっており
ずっと浜田省吾のベストアルバムばかり聴いていた
今思うと、、、
いや影響は受けてないと、思う。

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