東池袋自動車暴走死傷事故

 

飯塚被告が禁固5年の実刑判決を受け、被告人・検察官とも控訴せず、ご遺族の無念は晴れることはないだろうが、漸く落着に至った。

飯塚氏とは何の面識もないが、元を辿れば全く繋がりがないとは言えない人(端的に言えば先輩)で、自動車の不良を最後まで主張していたのは残念でならない。日本有数の計測工学の権威だった人物なので、事故調査結果でそのような主張が通らないことは十分分かっていたはずである。

勿論、嘘を突き通したとは限らず、本当にブレーキを踏んだと思っていた可能性ないではない。そうであるなら



「自分はブルーキを踏んだとばかり思っていた。然し乍ら、事故調査によりそれはなく、アクセルとブレーキを踏み間違えたのが事実と認める。もっと早く運転免許の返上(運転の放棄)をしておくべきだった。ご遺族および負傷された方には誠に申し訳ない」


と最初から言っておくべきだったと考える。



75歳以上の高齢者の事故が増え、70歳以上の人に免許更新時の講習が義務づけられたが、これが上手く機能するのかはよく分からない。AIによる自動運転、自家保有しない時代もそう遠くないので過渡期の問題ということになるのだろうか。

因みに、私はまだ免許は返上していないが、運転は15年以上前に止めている。これは単に運転が得意でないし好きでもない、注力散漫である+家人が遙かに運転が上手いことによる。免許証を身分証明に使うことはマイナンバーカードで不要になったので、そろそろ免許更新も止めようかと思い始めている。


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