彼岸花(曼珠沙華)


二子玉川まで多摩川沿いを下り、そこから野川を北上して深大寺に向かうというお馴染みのコースをサイクリング。多摩川・野川沿いをサイクリング、或いは、ウォーキングをして毎年思うのは、彼岸花(曼珠沙華)は、その名に相応しく、天候(例えば夏の長さ・暑さ)に殆ど左右されず、律儀に彼岸(秋分の日)の前後によく花を咲かせるものだということである。

残念ながらこの花は、死人花(しびとばな)、幽霊花(ゆうれいばな)を始めとして不吉なことを連想させる有り難くない呼称が多くついている。

これを題材にした佳作として、宮部みゆきの『おそろし』(三島屋変調百物語事始)の中に入っている「曼珠沙華」がある。そういえば、山口百恵に同名のアルバムがあった(「いい日旅立ち」など収録)。

因みに私は一時東横線の祐天寺に住んでいて、祐天寺駅と学芸大学駅の間にある目黒区立五本木図書館に時折行っていた。その頃、山口百恵は五本木に住んでいると聞いていた。残念ながら会ったことはない。

補足:

彼岸花には白い花のものがある。曼珠沙華には「赤い」という意味があるので、白いのものはシロバナマンジュシャゲというそうである。

追記
白い花が咲くものはシロバナマンジュシャゲというと書きましたが、その事由です。
「彼岸花の別名「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」は、サンスクリット語で天界に咲く花という意味。おめでたい事が起こる兆しに赤い花が天から降ってくる、という仏教の経典から来ています。サンスクリット語ではmanjusakaと書きます。」

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