ウクライナと佐賀の繋がり?

今回の話題を思いついたのは、佐賀の日本酒を飲んだ際、使用している米=酒米が「さがの華」だったからである。

 

ウクライナと言えば、ロシアのルーツ(キーウ地域)という話以外に、屈強で知られるコサック兵を思い起こす人もいるだろう。大横綱であった大鵬はウクライナ人のコサック兵が父とされている(母は日本人)。今、ロシアの侵略で話題になっているオデーサには大鵬の銅像があるそうだ。私の記憶が正しければ、嘗ては白系ロシア人が父とされていたと思う。赤軍の反対側にいたという意味で、これは必ずしも間違いではない。



大鵬が所属していたのは二所ノ関部屋で、当時の親方は佐賀出身の佐賀ノ花であった。その先代の親方は、NHKテレビの大相撲中継で神風(正一)さんと共に長きに亘って解説をしていた玉ノ海(梅吉)さんである。尚、神風さんも二所ノ関部屋で玉ノ海さんの後輩である。


そのまた先代親方は横綱の玉錦であった(双葉山とも対戦していた)。玉錦は現役力士兼親方という二枚監察を有していた。その玉錦が急逝したため、玉ノ海さんも同じく現役力士兼二所ノ関部屋の親方という二枚監察を一時的にしていた。


玉ノ海さんは、解説をしていた途中で力士インタビューか何かで割り込みが入り、その後にアナウンサーが「玉ノ海さん、お話の続きをお願いします」と言ったところ、「いえ、もうお話は終わりました」とプイと横を向いたり、「行司がどちらに軍配を上げればいいか迷ったらポーンと真ん中に上げればいいですよ」と言ったりで、非常に面白い人であった。現役の時は怪力で鳴らしたそうだ。

嘗ては吊り出しの明武谷、うっちゃりの若浪、大麒麟、けたぐりの海乃山、速攻の北の富士など得意技を持つ力士がいたが、今の相撲はそれがないので見なくなった。


以下の酒は佐賀の酒ではなく秋田の酒で、ウクライナ支援のために造ったもの。



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