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栃木県「那須烏山市」って知ってる?静かな川のそばで、アユ料理を楽しむ贅沢なクルマ旅


那須烏山市を流れる「那珂川」


栃木県の観光地といえば那須塩原エリアがメジャーです。その那須塩原市より、もう少し宇都宮市寄り、那須烏山(なすからすやま)市を知ってますか?

那須塩原市ほどの知名度はないけれど、「栃木の味」を堪能できる、ディープで素敵なグルメスポットがあります。たまにはマニアックな栃木クルマ旅をどうでしょうか。

那須烏山ってどんなところ?

那須烏山市は栃木県東部にある小さな市。
宇都宮市の中心部から、クルマで40分の道のりです。

那須塩原市と一緒にされることが多いですが、位置する場所は全然違います。

のどかな雰囲気の中にひっそりとたたずむ「栃木ならでは」の飲食店は、県外の人を思わず案内したくなってしまう一軒。今日はそのお店にスポットを当ててご紹介します。

那須烏山市の紹介したい一軒「森田城やな」

那須烏山市、那珂川のほとりにひっそりと、たたずむ一軒の飲食店があります。川魚料理を提供する「森田城やな」です。栃木県の名産品である「アユ」を使った料理を楽しめます。

風が吹き抜けるゆったりとしたお座敷で、那珂川の自然を眺めながらの食事は、贅沢な休日になること間違いなしです。


オープン時期

森田城やなは、毎年6月から11月までの半年間のみ営業。2023年のオープン日は例年通りで行くと6月の第一週の土曜日であることが予想されます。お出かけの際は、記事の最後、公式HPのご確認をお願いします。

アクセス

看板が小さいので注意
急坂を下る

車でのアクセスは北関東自動車「上三川インターチェンジ」より40分です。
お店の看板を見逃さないように注意。看板が立っている小道を入ります。

お店の駐車場へは急な坂を下っていきます。「本当に入口あってる?」と聞きたくなる急坂が現れますが、そのまま進んでください。車高の低いクルマにお乗りの方は注意が必要です。

いつまでも居たくなる店内



那珂川のほとりに立つお店は、お座敷で風通しが良い空間。田舎の親戚の家へ遊びに来たかのような雰囲気を感じます。料理を食べた後、思わずうたた寝してしまいそうな居心地の良さが魅力です。

オススメのアユ料理

基本的にどれを注文してもはずれ無しですが、森田城やなに足繫く通った、僕がオススメする、これだけは食べてもらいたいアユ料理をご紹介します。

アユの塩焼き

一匹460円

まずは定番メニューの「アユの塩焼き」
森田城やなで提供される養殖アユは、エサや水にこだわって丹精に育てられています。頭からしっぽまで、丸ごとかじられるほど臭みがない身は、ふっくらと柔らかく、ほどよい塩加減との相性がたまりません。

アユの英語名は「Sweet Fish」、日本では別名「香魚」ともよばれています。その名の通り、きれいな水でしか生きられない繊細な魚だからこそ、その身は甘みと、スイカのようなやさしい香りがします。

魚田

一匹440円

アユの塩焼きと同時に楽しんでいただきたいのが「魚田」
焼きアユに田楽みそをつけていただきます。アユの淡白で優しい味がする身は、塩よりもコッテリとした、みその味付けが好みな方もいるはず。
塩焼きと魚田を一匹ずつ注文し、食べ比べするのがおすすめです。

アユの刺身

一皿二人前 1100円

きれいな水で育てたアユを、その場で調理するお店だからこそ提供できる一品です。全く臭みのない身は薬味いらず。醤油を少しつけて、いただけます。淡白で癖のないすっきりした味と、コリコリの歯ごたえある食感を楽しんでください。

ポテトフライ

一皿550円

アユ料理ではないですが、どうしてもオススメしたいのがポテトフライ。皮つきで分厚いジャガイモは揚げたて。外はカリカリで中はホクホク。塩も効いていて一度食べると箸が止まらなくなります。ケチャップもついてくるので、味変も楽しめ、アユ料理のお供として注文していただきたい一品です。

思い出に残ること間違いなしのクルマ旅

栃木の定番観光スポット、那須塩原も素敵ですが、那須烏山市もディープに楽しめるスポットがあることをぜひ覚えておいてください。森田城やなオープンまであと一か月を切りました。ぜひ6月以降のクルマ旅の行先に、森田城やなを。栃木の自然と川の幸を堪能してほしいです。



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