「過剰適応」いままで溜めてきた想いの緊急放流は最終手段・自分で種を見つけてまくべきときにまく
「過剰適応」と診断されてから、今まで起こったことの原因がすべてそこに集約されていたことはこないだのポストに書いた。
そのさいごで「『過剰適応』をやめたい」と。
これをやめることができれば、もっとちゃんとできる。
親しい人に「自分はこういう人だ」と話して、自分のことをわかってもらった上であればやっていけるのではないか。
生活ができなくなるから、なんとか早くなんとかしなきゃと思いすぎて、覚醒しまくってしまった。
寝れてもいるし、ごはんも食べられてはいるが、疲れが全くとれない。
もともとできない仕事はこのことばかりを考えてしまって全くできなくなってしまった。
とくに肩から上がバッキバキ…。
今日もなんとかしなきゃって思ったけど、結局なんにもできなくて21日の診療予定を大幅に前倒して波多腰先生のところへレスキューされに行ってきた。
「小さく助けてもらうクセをつける」
初診後、「過剰適応」がほんと自分のいままでの人生の要所要所で発揮されていたことに気づいたこと。自分が勝手に悩んだり、だまっていたりすることが、状況を悪くしていたことを自覚したこと。
そしてそれがわかったいまでも、普通の何気ない話はできるけど、いま悩んでいること、大事なことがちゃんと伝えられないことをお伝えした。
すると先生は「(過剰適応って診断して、こうなっちゃって)ごめんね」っておっしゃった後にこうおっしゃった。
「小さく助けてもらうクセをつけたほうがいいね」
自分が抱えているものが大きすぎて、いま親しい人に吐露したところで対応できないということか
先生は直接的にはおっしゃらなかったけれども、たぶん僕の抱えているものが大きすぎて、それをいま親しい人に打ち明けたところで抱えきれないということをおっしゃりたかったんじゃないかと、これを書いているいまそう思い始めた。
ほんと積年のものだから、それをいま一気に打ち明けたところで、一個人が受け止められる範疇を超えてしまうのだろう。
だから「小さく助けてもらうクセをつけよう」「広いところで叫ぼう」「叫んだ言葉のあとに続く文章に答えを見つけよう」と。
ふだんから自分のダムの貯水量を調整しておいて、緊急放流はほんとうに最終手段ってことだな。
仮に緊急放流するとしても細心の注意をしないと、ダムの下流に甚大な被害が出てしまう。
たぶんこれといっしょだ。
やはり「なんとかしようとしない」
そのことに気づいてなかったし、それでもなんとかしたいと思ってしまうくらいのメンタルだったので、「大事な人と話し合うのは無理ですかね?」と喰い下がるかたちで尋ねてみたけど、先生はそれさえもよしとしない。
「いままででも話し合ったとき、言い合いになりませんでしたか」
「あー、なったわ…」
やはりなんとかしようとしないほうがいいのだ。
それぞれに余裕がないから、それぞれがそれぞれでやっていくしかないんだ。さびしいけど。
自分の吐露した言葉の中に答えを見つけていくのがリハビリなのかもしれない
前回の診察時に
「声に出して自分の声をしっかり聞いたほうがいい。広いところに向かって叫んで、そのあとに続く文章に答えがある。」
「過去同じ境遇にあった人に向けて、話したり、文章書いたりすると、自分も元気になれる。」
とアドバイスをいただいて、まだ叫びはしてない(今後阪神間の海辺や山で叫んでる男性が居たらたぶん僕です…笑)けど、こうやって文章を書き出した。
前書いたことにハートいただいたり、コメントいただいたりして、たしかに元気をもらった。
書いたり、いろいろ考えたりする中で「いいなぁ」と思うことは見つけられてはいるのだが、できないことも多くて、そこにジレンマを抱えてしまっている。
その悩みを先生に打ち明けるとこうおっしゃった。
「いいなぁと思ったことでやれないのは、いまやる時じゃない。ちゃんとそのときが来る。夏に種まくものを冬にまいてもちゃんと育たないでしょ。」
でもそうしているうちにできないことがどんどん溜まっていってしまう。そのことにあせってしまう。
「貯まっていく種を見てほくそ笑んでたらいいんですよ。のびのびやりましょう。」
診察が終わった。
自分のやりたいことをのびのびやる
こうやって文章を書くことによって気づくことがあるってことを見つけられたことはすごくよかったと思う。
機材はあるのでラジオやYouTubeで発信しようとも思ったけど、なぜかそれはできなくて、文章だけは書けている。
たぶんいまの僕にできるのがこれなんだろう。
種はいっぱいあるけど、いちばんやりたいことは、いろんなところに出かけて、いろんなことを直接見聞きすること。
コロナがどうなるかわからないけど、それを待ってたら何もできない。自分がやりたいことを、自分なりの理屈をもってのびのびやりたい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?