悲しいけどこれ現実なのよね

新木場スタジオコーストが2022年1月をもって閉館することが報じられた。

記憶はあいまいになりつつあるが、手元に残る半チケの記録では、2006年10月のSLAYERで初めて行き、2010年2月のPARAMOREが最後っぽい。(SLAYER→客電が消えた瞬間「俺は人間をやめるぞ!ジョジョぉぉぉ!」と心の中で叫んだのは内緒)

さほど多く行ったわけではないけど、個人的に首都圏のハコの中では最も好きな場所のひとつ。

諸事情によりライブ現場から遠ざかって久しい上、コロナ禍の昨今、ライブをはじめとするエンタメ界隈の厳しい状況は今更言うまでもなく、その間に幾つものハコが営業終了するという話を聞いてきたのだけれど、今回のスタジオコースト閉館のニュースには多少なりとも、今までにない特別な感情がこみあげてきた。

はっきりした理由はないけど、見たいバンドのライブ日程が発表されて、会場がスタジオコーストだと、その都度心の中でガッツポーズをしてた気がする。

新木場駅から倉庫街の殺風景な道のりを歩くと見えてくる無骨な外観を横目に見つつさらに進んで、外国映画やポートレートでしか見たことないサインボードの前に来た時点で早くもテンションマックス!(童貞かよ)

中央にバーカウンターのある広いエントランス、横長で最後列でもステージを近くに感じれるライブスペースなどなど。

冬場、Tシャツ姿で震えながら並んだ入場待機列も、いい思い出。

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