「二枚目」などの表現はどこから?何枚目まである?

イケメンやカッコいい男性を「二枚目」という表現をしますが、なぜ二枚目と言うのか?何枚目まであるのか?気になったので調べました。

江戸時代に歌舞伎の影響で広まったとされています。歌舞伎では芝居小屋に演目ごとに役者の名前が八枚の看板で貼り出されていました。その看板にはそれぞれに意味がありました。

(写真はネットより借りました)
以下、Wikipediaより引用します。

一枚目:主役:そのまま主役。「一枚看板」という用法もある
二枚目:色男:優男で色事担当
三枚目:道化:お笑い担当
四枚目:中軸:中堅役者 まとめ役
五枚目:敵役:一般的な敵役
六枚目:実敵:憎めない善要素のある敵役
七枚目:実悪:巨悪 ラスボス 全ての悪事の黒幕
八枚目:座長:元締め
(引用終わり)

これを「ドラえもん」で例えると、分かりやすいかも知れませんね。

一枚目:主役、ドラえもん
二枚目:色男、出木杉
三枚目:お笑い担当、のび太
四枚目:仲裁、まとめ役、静香
五枚目、六枚目:敵役、スネ夫・ねずみ
七枚目:黒幕、ジャイアン
八枚目:元締め、藤子・F・不二雄さん

江戸時代の表現が現在も根付いているのですね。

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