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攻めきったら戻っておいで 2021セレッソ大阪 DF②

ゼロックスはなかなか盛り上がったけど最後があっさりすぎた。でもいずれはセレッソも戦わないといけない両チーム。セレッソも開幕に向けて順調にいきますように!


今日はサイドバック。今年はもはやサイドハーフにもみえそうなポジション...?


アップダウンに加え守備でも重要な役割を担う

残留

松田陸、丸橋祐介、小池裕太、喜田陽


完全移籍加入

新井直人 ←アルビレックス新潟


レンタル移籍

吉馴空矢(育成型) →カマタマーレ讃岐

舩木翔(育成型) →相模原SC


完全移籍

片山瑛一 →清水エスパルス

島村拓弥 →FC今治


えいちゃんが抜けました。ロティーナの下でプレーすることを選択した形になったけど、結構ユーティリティに働いてくれたプレイヤーだっただけに残念。清水ではスタメンで使われると思う。

陸とマルは今年もレギュラー候補。バックアップとして新井と小池の2人が揃う形になり、さらにボランチで出番の多かった陽はサイドバックでも出ている様子で、ポジションが定まっているかどうかは不明だがこちらで取り上げる。


同じ顔の兄

松田陸:背番号2

契約更新日に双子の弟の入団もリリースされ、念願の兄弟で同じチームに所属することになった。かつてからセレサポで入団時もPower and Gloryをカンペなしで歌っていた陸もセレッソ6年目。まだまだセレッソでプレーしてほしい選手。

元々ハードワークもできるしアップダウンも90分できるので、サイドバックの位置取り・クロスの質にはかなりこだわるレヴィーの戦術にもフィットできると期待している。以前のレヴィーのときはシャケさんや大輔さんが入っていた右サイドバック。特にシャケさんは右足一本でのドリブルやクロスの部分で勝負する選手でそれはかなり魅力的だったけど守備の部分ではボランチがカバーして補うということも多々あった。陸は守備でも高いクオリティが期待できると個人的には思う。

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YouTubeレポートではやたらトシを弄っていた。鋭利な刃物。銃刀法違反。双子の圧が凄かった(笑)


セレッソ一筋13年目

丸橋祐介:背番号14

今年は副キャプテン。過去のインタビュー等をみてるとマル自身はキャプテンを務めることにそこまで前向きではなかったと思う。ただ、ここ近年セレッソに長年在籍した選手の退団が少なくなかった中で、マルは生き残った。このままバンディエラとしてセレッソを牽引してほしいという思いがクラブにあったのか自分から立候補したのか定かではないが、今のところ嘉人のシュートミスを弄ったり上林くんにユースとプロの違いを見せつけたり(?)と、マルらしく雰囲気を作ってくれている。

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今年はプロデビュー時の監督が帰ってきた。レヴィーのことは理解していると思うし、経験値も高いので引き続きプレーでもチームを引っ張ってもらいたい。あと個人的にはFKをもっと蹴ってほしい。右は原川、キヨがいるので左はマルで。


鉄人ユーティリティプレイヤー

新井直人:背番号16

サイドバックに加えセンターバックもこなせるユーティリティプレイヤー。昨年はポジションを右サイドバック中心に絞っていた様子。

今は怪我のため別メニュー調整が続いている。陸の負担を軽減するためにも新井には競争に入ってきてほしい。

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統括部長は長友佑都ぐらいのレベルにいくポテンシャルがあると評価していた(リンク元は引退させる発言?により削除...)。


昨年の雪辱を果たしてほしい

小池裕太:背番号26

昨年はあまり実力を発揮できず、持ち味のスピードや左足のキックも生きる場面が少なかった。今年はスピードの部分を求められる場面が増えると思うので、よりチャンスも増えると思う。

背番号も変更。藤本康太アンバサダーの後の4番はちょっと荷が重かった印象。

昨年マルが一時期えいちゃんにポジションを取られたことがかなり刺激になったようなので、小池にも同じくポジションを奪うつもりでやって高いレベルの競争を生み出してもらいたい。

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あと、一時期ちょっと胸筋が注目されていたけど今はどうなっているのかは気になる(笑)


U23リーダー

喜田陽:背番号30

(都倉が退場して勝った)昨年の神戸戦で最後の1分だけ出場しJ1デビュー。しかし大半はU23で、ボランチ以外にもサイドバック、センターバックで出場していた。

今は右サイドバックは新井がリハビリ中。場合によっては進藤が入ることも考えられるが、キャンプではサイドバックの経験がある陽が控えに入っていることが多かった。歩夢や冬一と同期。今年こそ実力を発揮して彼らに負けないプレーを見せてほしい。

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髪型がだんだんよく分からないことになってきて石川遼を目指している?みたい(笑) 憎めないキャラだと思うので結果を残せば陽の人柄にも注目が集まりそう。

陽には改めて「至福の時」は何か聞いてみたい。


守備でも貢献を

陸とマルのレギュラーは今年も有力だが、もう少し上積みがほしいポジション。

攻撃参加のところで昨年とはかなり位置取りが変わると思うし、アップダウンの回数も増えそう。試合数が増えることを考えると新井、小池には戦力になってもらわないと困るし、陽もアピールしてほしい。

練習試合ではサイドバックのクロスからゴールがよく生まれたようなので、そこは継続してほしい。


そして何よりも、攻めあがるだけでなく、帰陣してゴールを守ることにも貢献すること。

ボールを奪われたあとの決まり事もまた昨年とは違うはず。サイドバックだけの問題ではなくチームとしての問題だけど、それでもサイドバックに求められる守備の役割は大きいのできちんと役割を果たしてもらいたい。どうかお願いします!


観る側としてはサイドバックだけに注目して見てみるのも1つの見方かもしれませんね。昨年もそうだったと思うけど。

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