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リーグ戦初の連勝 2022J1⑮セレッソ大阪vs浦和レッズ

大阪はセレッソだけであることを改めて示した試合から中3日でまた試合。


周りは過密日程だというが選手はそこを言い訳にはしない。レヴィークルピなら当然のように選手を試合に出し続ける。
連戦なのは最初から分かっていることだしもちろんフィジカルコンディションを整えないといけない厳しさもある。ただサポーターにとってもたくさん試合を観れるのはとても幸せなことだと個人的には思うので、あまりネガティブになりすぎずに。

ハーフタイムチケットもあったけど間に合ったので普通に買った


今節はスコアが大きく動いたり昨年では考えられないような結果が起きたようで。そんなことも知らずにセレッソは浦和のサッカーにハードワークで対抗していく。


平日のホームバック自由席Bは比較的空いていて観やすい


浦和レッズ。今季のスーパーカップで優勝した勢いはもうない。昨季王者川崎を倒した、3ヶ年計画の3年目だ、今季はリーグ優勝だ!と踊りまくっていたのがウソのよう。
セレッソも2018年に経験したがスーパーカップで注目されすぎると警戒が強くなるからあまり良くない。


浦和の近況を知っているわけでもないのでサッカーの内容について深くは書かないつもりだが、気になるのは選手を入れ替えしすぎているんじゃないかということ。
これまで中心だった選手が同時に一気に退団するのはチームにとって結構大きい。それでうまくいくなら別に構わないし2019年ぐらいの横浜F.マリノスのように成功例はある。
ただ結果がついてこないと、少なくとも内容が伴う試合が増えないと、サポーターとしてはこれだけ選手が入れ替わるのは気持ちの整理がつかないのではないかと。それがこれからの移籍市場の常識と言われればそれまでだけど。


山中もリカルド.ロドリゲス監督及びGMの構想から外れてセレッソにやってきた。山中はどのあたりが構想外になったんだろうか。
浦和が今季どういう考えでチームを組もうとしていたのか、そして今の状況をどう考えているのか。浦和評を知りたいけどとりあえず浦議を見れば分かりそう(笑)
あるいはGMがTwitterでよく発言するタイプなのでそれも見てみようか(発信も滅多になくサポーターとも一定の距離を置くウチとは全然違うタイプ(笑))


今節引き分ければリーグ戦8試合連続引き分けとなりJリーグ記録になったらしい浦和。それをセレッソが勝つことで止めたわけだが、逆の展開になってもおかしくなかった前半。

ジンヒョンのキックが前線で構えていたタツの同級生小泉に当たってしまい、ユンカーに拾われ小泉にあっさり決められる。なんともったいない...と思っていたがユンカーが拾ったポジションがオフサイドだったようで命拾い。
しかしそこで相手ボールが続いてしまい落ち着くことができず、カウンターを許してしまう。だがシュートかポストに当たって救われる。
この2つを乗り切ったことが戦う姿勢を保つことができた意味でもめちゃくちゃ大きかった。前半はもうゼロで抑えることを最優先。割り切って戦うことができた。


山中からユンカーはガツガツ来られると弱いと教わった隆矢のおかげ?もあって、後半は負傷の影響もあったユンカーが下がり江坂がイン。
後半はセレッソが浦和のボール回しに慣れた部分も大きかった。セカンドボールを次々と回収して速攻に繋げていく。


52分の山中のシュートは枠を外してしまうも、右サイドの陸から中央のキヨを経由して左サイドの山中へとボールが渡って生まれたチャンス。
そして67分似たような展開で再び山中にボールが渡るもクロスが関根に阻められCKに。しかし関根の手に当たっていたのと関根のポジションがPA内ギリギリのところだったので佐藤主審とVARがきっちり仕事をしてPKの判定。
VARが出るまでファールだと疑っていた人の方が少なかった気がする。ホームバック自由席Bからは分からなかった。


キヨと西川周作の元大分同士の対決はリスペクトを示すハイタッチに始まりキヨが逆をついた力強いシュートでおわる。今季2点目。


こうなればもう無理をする必要もない。CKのピンチが続くもこれを凌ぐ。それでも奥埜とマイクの運動量が落ちない。89分に陸次樹にボールが収まって前を向くとマイクに浮き球のパス、華麗にトラップしてファーサイドに沈める。
走れて競れて点が取れる。マイクの存在感が増してきた。



難しい試合だったが今節は勝利に結びつけることができた。内容が芳しくなくても結果につなげることができたのはチームとして実力がついてきた証。

鬼門だとか散々言われていたヨドコウ桜スタジアムでリーグ戦3連勝。まだまだこのチームは良くなるよ。



そしてここから天皇杯を挟んで湘南3連戦。昨季の屈辱は忘れていない。レヴィーの仇を取るというよりも、セレッソ大阪としてこの戦いは必ず勝たないといけない。



最後に、挨拶に帰ってきてくれた坂元達裕。タツの口からKV オーステンデに完全移籍が決まったことを報告。買い取りオプションがそのまま適用された形に。
FWで出たりときには左ウイングバックをやったりとちょっと大変なこともあったみたいだけど元気そうでなにより。
移籍金を残してくれたのもあるけどJ2大卒から這い上がってきてセレッソで活躍し海外移籍を勝ち取る道筋を示してくれたことはとても大きい。タツ自身そこまで大阪に馴染みもなかっただろうにセレッソを好きになってくれたことにも感謝。
キヨの言う通りまだまだ海外でこれからの選手。セレサポとしてはもちろんまた帰ってきてくれることを期待するがまずはもっと強い選手になってもらいたい。
A代表も左が三笘なら右は坂元でドリブラーを揃えるオプションがあってもいいと思うが今は伊東純也がいるからなあ。でもまだまだチャンスはあるよ。



同年代として心から応援しています!








P.S. 乾の件は事がはっきりしてから改めて。とりあえず勝手にネガティブな解釈で記事を垂れ流す某スポーツ紙はいったん黙ってくれ。結末がどうなるかは関係なくタチ悪い。

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