USCPA CPEをどう捉えるか

1．CPE～継続教育とは

CPEとは、Continuing Professional Educationの略です。
本記事は、CPEの詳細を説明するものではない為、概略程度にします。
USCPAのライセンス取得後、資格を「Active」に維持する為に
必要な教育で、単位を取得していく必要があります。
単位取得方法は、基本的には民間のサービスプロバイダにて単位試験に合格するか、セミナー・カンファレンスに参加するなどがあります。
州によって異なりますが、私が保有しているワシントン州は、
Min20単位/年、120単位/3年の単位取得が必須です。
では、このCPEを、どのような意味合いで利用すると効果的と言えるのでしょうか。

2．CPEをどう利用すべきか

では、どのような目的で取り組むかパターン化していきます。
①ライセンスの「Active」を維持
②USCPAの知識を維持・更新
③人脈の拡大

①は、最低限の目的です。正直、やり方によっては、知識をあまり会得せず
ともCPEを乗り切る事は可能です。時間が無い方、USCPAを肩書としてのみ利用したい方はこの利用になるのではないでしょうか。
②は、CPEに一番向き合う形です。
USCPAの知識は幅広く、受験をしてから忘却曲線に乗り忘れる一方です。
知識の維持、さらなる獲得によって、「実務と知識を連動」させ、
「市場価値を高め」、場合によっては「専門分野の拡大」にも繋がります。
③は、CPEは単位試験に合格する他、セミナーやカンファレンスに参加する方法があります。
そのようなセミナーに参加する事で、同業者や、他分野の専門家との交流が図られる可能性があります。

3．まとめ

私自身は、②を目指したいと思いながらCPEを続けています。
とはいえ、興味がない項目も取得しなければ必要単位数に届かない為、
②と①が混ざってしまっていますが。。
③は、コロナ後はWebになっており開催状況は不明ですが、将来アメリカ移住した際に対面開催があれば、参加したいですね。