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「アンカリング」にご注意下さい。

家電量販店で電気圧力鍋を購入した時の事です。

スタッフさんとのやり取りの中で、

「まぁ、値段はこんなもんですよー」と教えていただき、

「あぁ、まあそんなもんか~」と思いながら

待てよ、と。

これは自分、完全に思考停止しているな、と。

確か以前、この感覚について書いてある本を読んだな…。


結局お目当ての家電は必要に迫られていたので

購入したのですが、帰宅後に以前読んだ

「予想どおりに不合理」 ダン・アリエリー著

を読み返しました。


需要と供給の誤謬(ごびゅう)という章で、

アンカリング(最初に与えられた情報が、後の意思決定に
影響するというもの)について触れられているのですが、

まさに私、コレです。

引用すると、

最初の良くないアンカーのために、本当は多くの満足を与えてくれる
ものを、それほど満足を与えてくれないものと誤って交換してしまう
かもしれない。

単純にこういう事ですね。


これは善良な(?)消費者側としては注意したいところです。

解決策はありませんが、対応はしていけるのかなと思い

自分の考えを書こうと思います。


・「値段はこんなもん」を疑う

当たり前かもしれませんが、高価なものであればあるほど

値段設定に振れ幅があります。
(また、同等品でもメーカーで全く違うのはよくある話)

今はどんな買い物でもすぐにスマホで

調べることができるので、多少の手間を惜しまず

その場で調べても良いのでは?


・「そもそも必要か?」自分を疑う。

これも当たり前ですが、自分を疑いましょう。

みんな持っているから…はNGフラグだと思っています。

あと、よく聞く話ですが

買う理由が値段なら買うな、買わない理由が値段なら買え

はあながち外れていない体感。


以上となります。

関係ない話なのですが、最近本は買ったら3回程度

読みましょう。という情報に多く触れます。

私だけかもしれませんが、今回のように

うっすら覚えていて読み返すと理解が深まる

のは、感覚として楽しいですね。

いくつかピックアップして読み返そうかな。。。





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