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鳴き読み②

いつものように天鳳を打っていたら、
なんか個人的になんですが、
非常にキモイ仕掛けと出会いました。

強い人なら一瞬で看破しちゃうかもなんですが、
是非、仕掛けた人の手を当てて見てほしいなと思って書いてます。

ちなみにこのnoteは主に自分の勉強のためなので、
解説は非常にアバウト、
オレの雑な思考についてこれるやつだけついてこい、
ぐらいの気持ちで書いてます。


では早速見てください。クソキモイ下家の仕掛け。

まず状況から。
自分がポンポンポン!とアグレッシブな仕掛けをしたらいつの間にかドラ表が2個になっています。
で、今2sを引いてきました。
当然切るんですがこれを切るとキモイ仕掛けが始まります。


切って見ましょう。

下家が元気よく34で2sをチー、打6p。
まだ全然キモくないですね。

次にドラの6sを引いてきました。いらないです、切ります。
すると下家がキモイ仕掛けをお披露目


ドラ6sをチー、打7pとしました。
きっもーーーーー!!

当時打ってた僕はガチで「きも」と言っちゃいました。

でここで問題ですが、下家の待ちはなんでしょう???

強い方なら理由込みで「あ~あのパターンね」と一瞬で看破してるかもしれませんので、答え合わせだけしたい方は目次の答えまで飛んでください。

以降は、なぜ当時キモイと思ったかの理由と、どんなパターンで当たるかを検証したうえで答えを出すという流れで書いてます。


主に自分の戒めなので、解説的なものはふんわりとしか書いてません(照)

【キモすぎる食い延ばし良形ターツ落とし】

再喝

まず前提として、仕掛けの中で良形ターツ落としするということは、大体ブロックオーバーだったということなので、

①67p払った時点でテンパイかイーシャンテン
払ったターツより残したいターツ(打点or良形)があった
ということが推測されます。

細かい説明は省きますが、例えばこんな牌姿

ここから234の三色を狙って、打6p。14pか14s引いて7p切ればテンパイ。
なので基本テンパイかイーシャンテンだろうな~と思います。

この前提を踏まえていただき、次に食い延ばしです。

食い延ばしは鳴くことでそこから2つのメンツを作る行為です。
誰でもなんとなくわかりますね。3456、5667とかこれを食い延ばすと2メンツできます。

で、ここで僕の中で矛盾が生まれました。
67p持ってたんだから食い延ばす意味ないやん?ということです。

今回下家は3445sから食い延ばして、234s、456sの2メンツを作りました。
復元も何もないですが、

伏せ牌部分は良形ターツ

ここからわざわざ食い延ばしたわけです。きもすぎます
だってほら58pを引くか、伏せ牌のターツ部分(例:34mのターツに25m引きとか)を埋めれば4s切ってテンパイじゃん。
わざわざツモ番スキップして面前壊す意味ある?

なので、食い延ばし良形ターツ落としは通常ありえないので見かけたらかなりキモってなるわけです。


そして、この下家の仕掛けにはさらにキモイ理由があります。

【さらにキモイ理由】
実は食い延ばし良形ターツ落としがないわけではありません。
有名なパターンがあります。
それに今回の仕掛けがはまっていれば全く矛盾はありません。
「きもいきもいって言ってごめんね」って謝ります。

で、その有名なパターンとは
打点変化のための食い延ばし良形ターツ落とし(なっが)。
あの有名なホンイツや清一色移行の食い延ばしですよね。

例えば

これは5200~マンガンが見えるので3445を食い延ばしても自然です。
なので打点変化のホンイツなどを見ていれば全然違和感ないんですよね。

なるほど、染めで打点を見た食い延ばし良形ターツ落としならキモくないと
( ..)φメモメモ

ではもう一度見てみましょう。
下家が染めてるっぽいかどうか。

はい、全然染め気配がありません。
きっもーーーー!!!!
伝わったでしょうか下家のキモさが。

ちなみに、これをいつものLINEグループの9段(降段寸)と運だけの人に出題してみたところ

9段(降段寸)はキモさに共感してくれましたが、
運だけの人は何故か既に看破してました。流石だよ。

【下家の待ちを解明したい】

ようやく今回の仕掛けを解明していきたいと思います。

もう気づいてる人がいるかもしれませんが、
実はそもそもこの食い延ばしは利にかなっています。
ドラを見ていただきたいんですが、ドラが4s6sです。

ドラ4s、6s

つまりこの食い延ばしは、ドラ4s2枚に加え6sも使えればマンガンになるので、打点を見た食い延ばしということがわかります。

ただ、
①最終形が67pより良い待ちってなに?
②ただドラ表2枚あってイーシャンテンからわざわざツモ番スキップして食い延ばす理由ある?

僕の疑問はここです。
この2点を解消する納得のいくパターンを探してみました。

検証①マンズのリャンメン待ち


これはそもそも考えづらいです。

ドラ4s6s

下家が6pを切る前に5mを切っているんですが、
ここから鳴きマンガンを目指してドラを使い切るために、一旦完全シャンテンに取らず5mを切ったことになります。
でもやっぱ結構4s切ることが多そうとは思うのでマンズ待ちはあんまりなさそう。
なくはないか?ぐらい

検証②ソウズ待ち

ソウズはないでしょ流石に。ソウズ待ちはアホ。
67p払ってソウズ待ちパターン見つかったら誰か教えてください

検証④役牌アンコの何でもあるパターン

今回は東しかありませんでした

これも打点を見て食い延ばしという点まではわかりますが、
やはりこれもリャンメンリャンメンのイーシャンテンからわざわざツモ番をスキップして仕掛けるのか?という疑問が残りそんなにしっくりきません。

検証③役牌バック

67pを払う理由は、下家が上家の仕掛けに対して東が切れず仕方なく役牌バックと心中したパターン。ソウズを食い延ばせば打点もある。
いや~これもしっくりきません。可能性としてはあるのかも。

検証⑤25p待ち

これも同じ理由ですがリャンメンリャンメンのイーシャンテンから仕掛けてる点、また2pが一枚飛んでるので払うなら34pになりそう。

検証⑥58p待ち


ドラ4s6s、伏せ牌は2~8のヘッド

で、すみませんようやく答えなんですが、これです。
こっから食い延ばしたパターン。
まず67pの2度受けで苦しいので、打点も見てソウズを食い延ばしたパターンです。
一手進めるとよくわかると思いますが2sを鳴くと

ドラ4s、6s

これなら58pの2度受けを解消して受入れも広くなるし、打点も残ります。
イーシャンテンからわざわざ鳴いた意味もわかる。
というかソウズにドラが絡まなくて打点がなくても、上家(僕)の仕掛けを蹴るためなら食い延ばして鳴くこともありそうでした。
これだ……このケースがかなりありそうだ……ていうか一点か!?!?教えてくれ誰か。


ということで今振り返ると、
この仕掛けは、ほぼほぼ58pぐらいしか当たらないんじゃないでしょうか?


答え

というか、本来リャンメンターツ払いは6677とか真っ先に疑うべきなんですが、当時このわざわざ食い延ばしてリャンメンターツ払ったんで、本当にキモイなって思って完全に基本の6677が抜けてました。

大丈夫かこいつ(僕)。


ただ問題出した9段(降段寸)も6s待ちって読んでるぐらいだしな…??

おわり




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