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「人生は積み重ねだと誰でも思っているようだ。ぼくは逆に、積みへらすべきだと思う。」

岡本太郎の『自分の中に毒を持て』の書き出し部分です。
もう何度読んだことか。
ふむふむ、そうだな、と思うわけですが、
じゃあどうすると積みへらすことができるのだろう?
と、思いながらいつしか忘れてしまうのです。
積み、貯めてきたものをへらす。
そう簡単なことではありません。
お金なら寄付するとか。
でも100円くらいなら募金などできても、それ以上となるとなかなか。
ケチなもんで。
知識などはへらそうとしなくても勝手に忘れていくので問題ないですが、
じゃあ今のままでいいのかというと、そうでもないような気がします。
何をへらせばいいのだろう?
「財産も知識も、蓄えれば蓄えるほど、かえって人間は自在さを失ってしまう」
と続いていくので、財産や知識に意識がいってしまうのですが、
”自在さ”を失わないことが目的であるとすると、
へらすべきは何かのこだわりであったり、思い込みであったり、
そんなものなのかな~と漠然と思ってみたりします。
なんにせよ、自分から何かをへらすのであれば、まずは自分に何が溜まってしまっているのかわからないとへらせないのかな。
自分をもうちょっと知るため、へらすものがわかるために、
kenboinc でも作って自分を笑ってみるかな。


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