1x.com 挑戦記: 2 - 猫とリモートワーク -
今回は 3 つの提出結果を紹介します。
提出した作品 no.2
2 枚目に提出した作品はこちらです。当時何を提出すればいいか分からず、様子見で「動物」ジャンルを試した 1 枚です。
当然ながらアート性は皆無であり、評価も散々で「落選」でした。no. 2 は特に言うこともないのですが、強いて言うなら、「この子可愛いでしょ?」です。
1x.com は「アート」フォトギャラリーであり、IPPON グランプリに出てくるようなオモシロ画像ではダメでした。
提出した作品 no.3
気を取り直して、3 枚目に提出した作品です。カメラを購入した、その週に撮ったもので、とにかくシャッターを押していた時期の気に入ってる一枚です。
審査結果
3 枚目も連続で「落選」となりましたが、学ぶことが多く、その後 no.5 としてリベンジに成功する作品となります。
1x.com に対してどのように向き合っていたか
既に 2 回「落選」しているので、その結果を踏まえて、さらに傾向と対策を行いました。
ストーリー性を考える
公開やアワード作品を観ると、やはりストーリー性が高いと感じるため、カメラを買ってから 1 週間以内に撮影したものから、ストーリーがありそうなものを何枚か選択しました。
丁度 2023 年 3 月というコロナ禍の時期でもあり、リモートワークが世界中で話題となっていたため、この写真をベースに作品化することにしました。
表現方法を熟考する
「コロナ」、「リモートワーク」は当時にキーワードでしたが、それをどう表現できるか試行錯誤しました。その結果として、
モノクロにして寂しさと静けさを強調する
窓の周囲を暗くして、孤独感を強調する
タイトルで説明を補助的につける
これら 3 つの方針を立てました。
作品について
次に提出した作品について説明していきます。
選んだ理由
ストーリー性がありそうなもの
ストリートで撮影したもの(前回の猫で動物は一旦お休み。。。)
構図が面白そうなもの
撮影設定/時期/場所やコンセプト
この時点でもカメラの事もあまりわからず、すべてオートで撮影しました。階段の中ほどから見下ろして撮影したもので、撮影時点でのコンセプトは特にありませんでした。窓から見えるカフェが綺麗だな~くらいです。
ISO: 1000
SS: 1/50
F値: 2.0
3 月の夜に恵比寿ガーデンヒルズの近くで撮影した写真です。見た目の面白さだけで撮影した記憶があります。
提出した写真 no.5
no.5 は、no.3 の落選後、フォーラムでアドバイスを受けてから、さらに編集して挑みました。no.4 は別の写真になるため次回書きます。
フィードバックを得たクリティックフォーラムはこちらです。
審査結果
こちらの作品は、初めての「公開」となりました。とても嬉しかった事を覚えています。
1x.com に対してどのように向き合っていたか
フィードバックを見る限り、そこまで悪い作品と思えなかったことで、編集の仕方で表現を向上できないかと考えてチャレンジすることにしました。
良い点と改善点を真剣に考える
同じ素材を使うからには、良い点を伸ばし、改善点をクリアしないと落選は明らかです。フィードバックを見る限り、ある程度「ウケる」作品ではあるが、クオリティの低さが問題であると考えました。
そこで次の作戦で再挑戦することにしました。
主題は変えず、もっと目立つようにする
クオリティの向上手法を探る
何を学んだのか
一度落選した作品を再度提出するのは怖かったのですが、主題がよければ編集次第では「なんとかなる」ことが分かったのは大きな収穫でした。それを判定する上で役立つのは、やはりフィードバックの分析とキュレーションフォーラムのアドバイスです。
フォーラムに質問する際は、何が聴きたいのか明確にする必要があります。この時はそこまで具体的な質問はまだ出来ませんでしたが、少しでも作品を向上するヒントがないか聞いたところ、シニアメンバーがいくつかの点について意見をくれました。
他人が良いと思う内容を知ることは、自分の価値観を「アップグレード」し「選択肢を増やす」役に立ちます。気に入らなければ採用しなければいいだけですし、気に入れば活用することができます。
インスタの写真と比較しても、最終的な作品は、構図やハイライト処理、主題の明確化などが行ていると思います。
有料部分では以下の事を書きますので、興味があれば是非ご覧ください。
1x.com の審査結果の詳細を画面を含めて説明
編集の方針や RAW 写真からの編集過程を説明
学んだことをもっと詳しく説明
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