見出し画像

0023 幸せ感じる組織にしたい

【マネジメント】
組織の空気を変えたい方
そのヒントを探している方

GLOBISを中心に、エンゲージメントの動画や書籍を読みあさり気味な最近。幸福感のもてる組織のあり方について、これまでの実体験も思い出しながら、考えをまとめてみました。

エンゲージメントとは?

そもそも人によっては聞きなれないエンゲージメントとは?辞書的な意味は、

約束,契約,債務,婚約,雇用,交戦…

婚約指輪をエンゲージリングというのはご存知のとおり。では、この意味から派生して、ビジネスの領域で使う意味はなにか?

GLOBISではこのように定義。つまり、会社と従業員の関係性の強さを表した数字

自分はこの”間にある数字”という概念がすごく腑に落ちました。

エンゲージメント”は、モチベーション、インセンティブとも異なる。企業文化とも密接な関係をもち、中長期で醸成していくイメージです。個人的に少し前まで知らなかった言葉ですが、概念を定義し言語化することで、課題を共通認識することができます。言葉は偉大。

職場全体に感じる空気は?

パーフェクトで問題がない組織をもつ会社は存在しません。私の会社も当然それはそう。雰囲気は悪くないけど、どこかそれぞれ距離感がある。深いところまで相互理解ができていないままの事勿れ主義。”良い会社ですが、どうしても大企業病をこじらせてしまっている”という感じ。

特に新しいメンバーにとってどうか?仕事の捉え方は自分次第とはいえ、”悪くないけど、大きな充実感もない”そんなふうな印象をもたれてしまうのではと思う。飲みニケーションはやはり偉大なツールだったと知る。問題はそれに頼りきっていて、代わる仕掛けができていないこと。

すぐに始められる3つのこと

どうするか?“幸福度の高い組織の条件”では、よい組織の枠組みとして以下の3点をあげている。エンゲージメントの強化につながる。

1.ふりかえり”to Do”ではなく”to Feel”

To Doを数え続けても、際限なく仕事はある。その日を振り返り、どの程度、充実感をおぼえたのか?”to Feel”を振り返るという試み。この実践は効果が高いと思ってます。内省し客観視し、心のメーターを測る。そこから見えて来た嬉しい瞬間を活力にし、もやもやした瞬間は要因を特定して次につなげる。

2.雑談による”笑い”がおこりやすい環境づくり

リラックスして、冗談が言える中でのコミュニケーションが、相手を知るきっかけになる。人は人を知れば知るほど仲間という意識がめばえる、これはもう生物学的な話。

雑談スペースをつくってお菓子を置くなどの装置があるとなおよいと思います。また、一緒に働く仲間から、夢、趣味、ハマっていることなど取材のごとく聞き出して、記事にして新聞として配信したりもしました。話題のネタ提供です。

3.敬意を払う、尊重する

人生、喜ばせ合いであるべき。人に興味をもち、行動観察をし、よいものをよいとナチュラルに感じ伝えることはとても素敵なスキル。嘘なく相手と向き合うことが重要。

心理的安全性(psychological safety)という言葉があります。”チームの他のメンバーが自分の発言を拒絶したり、罰したりしないと確信できる状態”。言い換えると、家での自分と会社での自分を切り分けなくていい状態

敬意を払い、敬意を払われている状態が、心理的安全性を保ち、ひいてはパフォーマンス、業績にも寄与します。

まとめ

先進的な企業では、幸福度の数値化と、業績の相関をだしている。エンゲージメントの重要性に気づき始めている企業が増えている。

個人の活動として、自分の周りの人によい影響を与えられるよう動いているつもり。反応があるときは嬉しい。しかし限界はある。社会がもっとエンゲージメントを理解して、自社もふくめ、組織をあげたムーブメントを起こせるようになればよいと思う。

あらゆる方法を模索して、少しでもよりよい社会(まずは自分とかかわる人、組織から)を実現するのに介在していきたい。

——-
参考
・ "エンゲージメントで組織は変わる" GLOBIS講義
・“CLO会議「エンゲージメントを高め、強い組織を創る」” GLOBIS知見録
・”幸福度の高い組織の条件”GLOBIS 知見録
・“ハートドリブン 目に見えないものを大切にする力”塩田元規著
CX COLEDGE

____
旅行記 Instagram  ken_yama.n
いろいろ FaceBook  Yamanobe Kenichi
雑多な旧Blog WordPress India Life


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?