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0127 雑談28 藤澤せんのすけさん@市民開発者を増やす会社CEO

【1on1雑談】
to RPAについて今さらながら少し知りたい方
to 1on1雑談について関心ある方

2021年12月23日。RPAの会社を起業されている藤澤さんと30分ほど、いろいろお話させていただく。人柄、考え方、行動力…多くのことを学ばせてもらいました。ここにまとめます。

出会い

1on1からさかのぼること数日前。手探りでいろんな無料セミナーに手を出していたころ。FACEBOOKだったか、偶然目に止まったキャッチコピー”凡人でも起業ができる方法をお伝えします!!”…何かを前に進めたい気持ちにタッチしてきたウェビナーだった。

”凡人でも”のタイトルに惹かれ登録し参加。講師としてお話されたのが藤澤さんだった。

Zoomセミナー

藤澤 専之介氏さんご紹介

Peaceful Morning株式会社 
代表取締役CEO

2009年4月新卒で化学繊維メーカーに入社。

経理部にて連結決算業務などに携わったのち、人材紹介会社の立ち上げを経て大手総合人材サービス会社へ入社。

人材紹介事業の法人営業としてコンサルティングファーム、ITインターネット企業、金融機関の採用支援、営業組織のマネジメント等を経験した後、新規事業開発組織にて新規事業立ち上げに従事。人材紹介営業として、MVP、新人賞など表彰歴多数。

2018年Peaceful Morning株式会社設立。

RPA(Robotic Process Automation)に着目し、日本最大規模のRPAエンジニアの就業プラットフォーム「RPA HACKフリーランス」、オンラインRPA伴走サービス「Robo Runner(ロボランナー)」をリリースしRPA領域で成長中のため、営業・マーケティング系職のインターン・新規・中途採用も積極的に採用中。
イベントサイト(終了済)

なんだ凡人じゃないじゃないか。肩書きからは、そんなふうに感じてしまった方もいたかもしれない。しかしながら、セミナーに参加し、1on1でお話させていただき、凡人の意味を知り、凡人の戦い方のエッセンスを知ることができたと思っている。

RPA…Robotics Process Automation
ソフトウェアロボット または仮想知的労働者と呼ばれる概念に基づく、事業プロセス自動化技術の一種
wiki

1on1のアポイントメント

ウェビナー終わりに個別にアプローチしアポをとる。藤澤さんも講師の立場から、アドバイスしていたことがある。”参加したセミナーの後に直接コンタクトをとると、その講師とつながりやすくなる”…文字どおりの行動をさせていただいた。

ネットワークを築いていく。やや前のめりすぎて、つながりが続かなかったこともあったが、最近ではビジネス書の感想を丁寧にブログに書くことで、著者の方とつながることができたりも。そんなインタラクティブな時代。

ここまで読んで、自分ががんばってアポを勝ち取ったみたいに書いてしまった。そうではない。藤澤さん自身のスタンスにも寄与している。寛容的でニュートラル、人好きで、たぶん、くるものこばまず受け入れてくれる度量の広さがある。しいていえば、自分は幸運であったということだ。

誠実さと戦略性

約1時間30分のウェビナーと、後日実施させていただいた個別の1on1雑談30分。ここから学んだことまとめ。

まず最初に書きたいこと。それは、藤澤さんの壁を感じさせないコミュニケーションスタイル。つねにギアがニュートラルにはいっている雰囲気だ。CEOともなるとさぞ忙しいだろうに、心が落ち着いているのが伝わる。生物に組み込まれた察知する神経回路が、この人は味方だと思わせてくれる。

ドラッカーの書籍”プロフェッショナルの条件”にこんな一節が。”成果を生み出すために、既存の知識をいかに有効に適用するかを知るための知識がマネジメント”。藤澤さんの凡人発言と重なった。

本人は言うだろう。自分は爆速で成果をあげていく天才ではないと。しかし、凡人が凡人としてでも戦うことができること、その戦い方を知っているというのが彼だ。自己効力感を高めていく戦略性がすばらしい。下記の彼の資料に集約されている。

詳しくは定期的に行われているウェビナーへ

自己効力感をあげる行動

まず何が心の障害になっているのかを知ることなのだろう。そして、その不安要素を取り除いていく。特に納得したのが、”周りにロールモデルがいる環境に身をおくこと”と、”自分のスキルが重宝されるプロボノ活動”だ。

両方とも2021年は少し実感をえられるモーメントがあった。自分にとって”起業”という手段があるべき生き方なのかはわからない。ただ、経験や出会いから、螺旋状にスキルや思考があがっているのは実感できている。彼の言葉でさらに背中を押してもらった気がしている。

起業しての所感を聞く

“思ったより忙しくない”意外な言葉だった。自分の周りには、プログラミング知識不足、財務経理の知識不足で、起業後、苦労しているスタートアップ経営者が数名。藤澤さんは、最初のうちはアウトソーシングをフル活用すべきという意見。

徐々にスタートアップをとりまく環境が変わっている。何がリスクか?の世の中の理解、ファンド、助成制度、いろいろと追い風も。もはや”起業”とは”退路を断つ”とか”清水の舞台から飛び降りる”とは同義語ではないのだろう。

また、単独での創業だったことについては、自分のペースで進めたいという考えからとのこと。共同創業は、役割分担によりスピードがあがるメリットもある。しかしそれはそういうチームが構築できたときに限られるのだろう。

過去1on1を実施したPacific Coffeeの曽根さんは気心が知れた素晴らしいチームで戦略的に起業している(note 0033) 。いろんな形があっていいということだ。

まとめ - 今後ともよろしくお願いします

快く話をする時間をつくってくれた藤澤さん。”出会わなそうな人と出会える喜びがある”という。お言葉に甘えて、コロナが落ち着いたらオフィスにも訪問させていただけることになった。

あぁ、人との出会いとはなんたるか。少し怖いが時々未来の記憶を覗いてみたいと思う時がある。”何がきっかけで、そんな素敵な未来になったのか…あぁ、きっかけは、あの時のあの出会い、あの感情の変化がきっかけだったんだ” と。そんな記憶のつながりを感じでみたいと思う。

社内でも、RPA導入で、自身もいじり出している。傾斜産業へのRPAとの掛け算による効率向上。この流れは止まらない。感覚としては、ここに乗り遅れると、ほんとうに日本の生産性の世界順位はさらに下落する。日本が元気であることは、世界への貢献とつながっているとも信じたい。

幾重にも重なるビジネスパーソンとしてのアイデンティティ。貢献していきたい。貢献を感じられる人を増やしていきたい。アウトプットによりそんな感情があふれる。勧められた本、『リーンスタートアップ』も読んでみる。

藤澤さん、貴重なお時間ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。

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