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0369 面談で気づかされる自分を見つめる-書き殴る秋

2023/11/02 20:57 ONE ROASTER COFFEE in HANOIにて-コーヒー飲み干しだらだらしている

先日、社内で面談があった。組織開発による定期実施のもの。”海外で働いて、困ったことはないですか?人間関係はどうですか?守秘義務があるので、気にせず話してみてください”

あぁ、この”こういう従業員のケアをしっかりやっておく必要がある”という組織としての思惑にやや冷めた気持ちもありつつ、それでも、欧米なんかでは、カウンセリングの重要性と気軽さが認知されていることもあるよな。とかぼそぼそ思う。

約45分間。とりあえず、何も考えずにのぞんた。オンラインで日本と繋ぐ。

カウンセリング担当は、実は以前一緒に働いたことのある50代の元上司後木(うしろぎ)さん(仮名)。めぐりめぐって、彼は組織開発の活躍サポート課にいる。知人であることの話しやすさと、話しにくさの同居のなか、面談がはじまった。

聴く力を養いたい思いでこの数年、会話を工夫してきた自分だ。話していい側になったこのとき、気付かされたことがある。

ついついつい話が長くなってしまう。
というもの。

頭の中で組み立てはできてきる。つまり、ゴールがないまま話がそれていくそれとは違う。ではなぜ長くなるのか?ひとつの結論にストレートにたどりつくために、不必要な要素を省ききれないこと。前提条件を過度に伝えたがる。引き算ができない。相手がどう感じるかを先回りしすぎてしまう。そんなところ。

不可知論的考えが邪魔をする。たとえば尊敬できない上司がいる。でも、その人物の一面をみて、”尊敬ができない、好きじゃない。以上”と切り捨てるのは容易。だが、”それでも、その地位にいるということは、運も含めてなんだかの才能があるわけだとか、別の面を見ようとする。それはいいことではないかとも思う。問題は、相手を悪くいうことをしたくないという信条が過度に働いてしまうこと”

良くも悪くも、自分の主義信条が徐々に形成されてきてるわけた。それは、100:0で物事を判断するなということ。納得する結論がでる前に、なにかを言い切ってしまうことに、とてもためらいと怖さがある。

この感覚がすべて自分の中の、思慮深さと、優しさと、優しさの押し売りと、わかりにくさと、思考と言語化の複雑さを加速させる。あんなに、自分の芯の部分を育てて言語化してきたはずなのに。いざとなると、まったくうまく聞き手に、表現できない。そんな自分に気づき、心にもやもやが一気に広がってしまったこの日。

今こうして考え方を整理。そして、やぁ。一念発起だ。どうするか。思考のスリム化だ。引越しして部屋は片付いた。本も、服も、雑貨も、資料も、気持ちよく片付きつつある。時間管理も、仕事の進め方も。なにかいい感じだ。それらを継続的にシンプルさを維持しつつ、思考のスリム化、SIMPLIFYだ。それだけに今回の一件が自分の心にインクを垂らしたように滲み広がった。

具体的な行動で反逆していく。以前実践していたA4裏紙によるジャーナリングの再開をする。大量の裏紙が待っている。増え続けてきて、捨てようか迷っていたやつらだ。

もやもやしたことを、定期的に吐き出して、深掘りして言語化を重ねる。そのことで、 思考スピードを速める。寄り道しないで論理的に言語化できるように。論破とかじゃなく、自分がいかに納得できるか。結果として周囲を巻き込んだり、いい影響を与えられればさらにいいと思う。そういう利他的な考えが意外に自分を動かす。そう信じる。

ふぅ、すっきりしてきた。乱筆乱文失礼。結果的に面談の中身にあまりふれていないので、次の投稿に書きたい。人間関係、将来への考え方、海外に住むこととは、後木さんはどんな人かなどなど。

では、また、明日の自分にバトンをわたす。明日もお元気で。

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