【マーケット考察】2023.1.27


米国株式相場は5営業日続伸。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比205.57ドル高の3万3949.41ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は199.05ポイント高の1万1512.41で引けました。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比382万株増の8億1798万株。

序盤はテスラ社が決算を受けて大幅高で始まったことや、取引開始前に発表になった第4四半期の #GDP 速報値が予想を上回ったことで、マイルドな景気後退との市場の期待を裏付け、株式市場は買い先行で始まりました。

経済指標に関して、(1) 2022年10-12月期の米実質GDP速報値は年率換算で前期比2.9%増と、伸びは市場予想の2.6%を上回り、2四半期連続のプラス成長を記録。堅調な個人消費を追い風に底堅い成長を維持しました。

2022年通年のGDPは前年比2.1%増。第3・四半期は3.2%増。しかし、2021年の5.9%増から伸び幅は縮小しました。これはFRBが昨年、4.25%の利上げを実施し、政策金利である #フェデラルファンド金利 が2007年終盤以来の高水準に達したことが主な原因と言えます。

しかし、インフレ抑制に向けて連邦準備制度理事会(FRB)が急速な利上げを進めたことで住宅ローン金利が大幅に上昇。これにより住宅投資は26.7%減と、3四半期連続の2桁マイナスとなりました。

今回のGDP増の主因は在庫が1299億ドル増と、第3・四半期の387億ドル増から急拡大し、それだけでGDPの伸びを1.46%も押し上げたことです。在庫の積み上がりは今後の経済成長率の足枷になるリスクとなり、第2、第3四半期にその反動が出ることが予想されます。

GDPの数字だけ見ますと、健全なペースでの経済拡大を示唆しているようですが、FRBの積極利上げが今年の成長見通しを危うくする懸念は払拭できません。

実際に、市場では、米経済は崖から落ちているわけではないものの、スタミナを失いつつあり、今年前半に縮小するリスクがあるので、米連邦準備理事会(FRB)は今後数カ月であと2回の小幅な利上げにとどまるだろうという声も聞かれてます。

(2) 先週分 #新規失業保険申請件数 は前週比―6000件の18.6万件と、予想外に前回19.2万件からさらに減少し、20万割れを2週連続で維持。最新週の新規失業保険申請件数は前週比で減少し、景気の底堅さが示されました。米国大手企業各社はすでに、、、、、以下投資学ゼミにて

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