米国株式市場は反発

おはようございます。

米国株式市場は反発しました。

原油価格が少し落ち着いことを好感したのが主な理由です。

短期的には、引き続き原油価格の動向に株式市場は上下動することでしょう。とは言え、より大きな問題はこの48時間に起きた原油価格の値動きが単に経済の先行きや需要問題という範囲に留まらず、他の金融市場や商品市場にも影響を及ぼす可能性が出てきていることです。

米国企業の決算報告に関して、現在のところS&P500社の内、84社の第1四半期決算発表がありましたが、67社がアナリストの予想以下の実績になっています。然し乍ら、株式市場へのインパクトは、 "Sell on rumor buy on the fact" 的展開で決算発表は意外にも相場に大きく影響を与える程ではない様相です。但し、オンライン関係と宅配などの消費生活関連企業に限っては伸びを示しています。

結局、まだ新型コロナウイルスがいつ終息し、経済が正常時に回復するかについては全く未知数です。つまり、楽観論者であれば 5月中旬には、悲観論者であれば 10月以降とギャップが大きすぎるのです。

ですから取り敢えずはまだ油断は禁物です。直近の最初のターゲットは 5月中旬ですから、原油価格動向や感染者数拡大や縮小などヘッドラインニュースは散発するでしょうが、それまでは日柄調整と割り切るべきです。

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