【マーケット考察】2022.12.23

米国株式相場は反落。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比348.99ドル安の3万3027.49ドルで終了。下げ幅は一時800ドルを超える場面もありました。ハイテク株中心のナスダック総合指数は233.55ポイント安の1万0476.12で引けました。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比0936万株増の8億7021万株。
 
マクロ経済指標に関してはまちまちな数字が出ました。

(1) 米商務省が朝方発表した2022年7-9月期実質 #GDP#国内総生産 )の確定値は、プラス成長は3期ぶりとなる年率換算で前期比3.2%増に2.9%から上方修正されました。

連邦準備制度理事会(FRB)の急激な利上げにもかかわらず、個人消費や設備投資が引き上げられ、米国経済の堅調さが露呈しました。但し、来年以降は金融引き締めの影響が本格的に表れ、景気は大きく鈍化すると見込まれています。

主な項目では、GDPの約7割を占める個人消費が2.3%増(改定値1.7%増)、設備投資も6.2%増(同5.1%増)にそれぞれ引き上げられました。一方で、住宅投資は27.1%減(同26.8%減)へ一段の引き下げられ、FRBの急ピッチの金融引き締めに伴う住宅ローン金利の上昇が響いたことが窺えます。

(2) #週間新規失業保険申請件数 は、21万6000件と前週比2000件増と悪化したものの、件数は市場予想( 22万2000件 ) を下回りました。

米GDP確報値が上方修正されたことや、米新規失業保険申請件数が予想を下回ったことで、景気や雇用情勢の堅調さが確認されたことで、インフレ抑制のためのFRBによる金融引き締め政策が長期化するとの懸念が強まりました。

(3) 11月 #景気先行指数 は予想(0.5%減)を下回り、前月比-1.0%となり、9カ月連続で低下しましたが、市場はこれには反応しませんでした。

ミクロ経済に関して、、、、、以下投資学ゼミにて

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