サッカーノートその0.5
皆さん今日もお疲れ様でございますm(_ _)m
雑魚キーパーケンタです🧤
サッカーノートその0の続きということですが、
中学1年生ではフィールドで全くいいプレーを魅せれずだんだんキーパーという別のポジションに惹かれていきます。
K君とものすごく仲が良かったこともあり、2年生に入ってすぐにキーパーにコンバートすることを決意しました。
キーパーにコンバートするのは結構悩まず決めました。
元々1年生の後半から考えてたことだし、このままチームの役に立つことがなく終わるよりもチャレンジしたいと思ったからです。
顧問の先生も僕の意見を前向きに考えてくれて、僕のキーパー人生が始まりました。
部活では一個上で郡選抜のキーパーがいました。本当に上手くて、近くにいるお手本でとても勉強になりました。ゴールキックもセービングもめっちゃうまい安定してる人で、教えるよりも魅せて考えさせてくれる先輩でした。
その人は最初僕のことをめちゃめちゃ嫌っていました。やっぱり急にキーパーを始めると言う僕のことが気に食わなかったんでしょうね。
僕が2年生の頃はK君、僕、先輩、1年生の後輩、合計4人で練習していましたが、毎日本気で練習していると、僕の真剣度が伝わったのか、嫌な顔をされたりすることはなくなっていきました。
その頃にはもう総体のことも頭に入れている時期でした。先輩と共有できた時間は2ヶ月くらいしか無かったのと思います。総体前に先輩は怪我をしてしまったので。
先輩が怪我をしたのは総体2ヶ月前くらいでした。怪我の要因は交通事故です。
怪我が治るか治らない頃に、総体が始まるので僕たちが試合に出る可能性がほぼ100%になりました。
僕のキーパーとしての初スタメンは県リーグの公式戦でした。
ボールを止める楽しさ、後ろでみんなのプレーを見て、たくさん考える、キーパーというポジションが僕にはものすごく合っていて、技術の飲み込みも早かったそうです。
（この頃は部活にキーパーコーチもいなかったので練習の幅も、教えてもらうことも高校生の今に比べれば少なかったのでまだ本当のキーパーを知らなかったです。）
チームにとっては大事な県リーグ。相手はクラブチームでした。
僕は先輩が怪我していたからK君がスタメンで出るのかと思っていました。
ですが顧問の先生は僕を先発で選びました。
本当に僕を選んだ理由がわからないのと、
キーパーを始めて2ヶ月で公式戦デビューできる嬉しさ、ドキドキ感が溢れて自分でもよく分からないままアップを始めました。
まだまだ初心者。セービングも上手く出来ないし、ポジションもぐちゃぐちゃだったはずです。
多分顧問の先生は僕をどれくらいできるか試したかった思うんですけど、「公式戦で初心者だす！？」と正直思ってしまいました。
結論から言うと結果は2-3で逆転負け。
明らかな技術不足でした。
前半は運良く2-0で失点をされていなかったのですが、後半に入って、行かなくていい所を前に出てしまい決められ2-1になります。
そこから2点目、3点目と止めれたボールがゴールに入ってしまいました。
ここで僕はキーパーの責任の重さを実感しました。
「自分のせいで負けた、前半まで勝っていたのに…」
その日は試合に出ていた先輩達にも
「始めたばっかりだから仕方ない」と言われるのですが
これと同じようなことを僕はもう一度繰り返します。
それは僕が戦犯をかました次のリーグ戦で、またクラブチームとの試合でした。
スタメンはK君でした。
今回は絶対に勝ちに行かなければならない。
そう顧問の先生も思っていたのでしょう。
前半でのスコアは4-0。
K君のファインセーブもあり、無失点で前半が終わりました。
ここで僕が選手交代で出ることになります。
今回こそ、このままK君が試合に出ていれば確実に勝てるのに、前回戦犯をかました僕を使うのか、
と正直びっくりしていました。しかも、K君と僕のレベルの差は結構あります。
この頃は自分に自信がなく試合に出たくなかったというのも結構ありました。
ですが決まってしまったことはやるしかありません。
途中交代で出ることになります。
その日は雨で土グラウンドで試合をしていたためグラウンドのコンディションがめちゃくちゃ悪かったです。
後半が始まりました。試合に出ているほとんどが先輩。
後ろからどういうふうに声をかければいいか分からずボールが来るまで立っていました。
後半10分ほどで僕は失点しました。
明らかに取れるハイボールでした。
でもボールが滑り、そのままゴールへ。
またやってしまった…
そう思いましたがセンターバックの先輩が
「ケンタ落ち着け。まだ一点しか決められてないぞ。」
そう言ってすぐ落ち込む、ゴミメンタルの自分の顔を上に向けました。
ですが失点はあと4回もしました。
本当にその頃は下手だったし、一丁前に練習はしていたけどキーパーをわかっていなかったと思います。
5失点もしたらディフェンスのみんな全員僕に怒り始めました。
みんな本気で守っているのに、冷めるようなプレーしか出来ずに失点をすれば、僕だってムカつきます。
試合中に罵詈雑言を沢山浴びました。
「お前ほんとにサッカーやめろよ」
「なんでお前が試合に出てんだよ」
すごく悔しかったっし、情けなかったです。
最終的にたまたま僕のパントキックで1点取る事が出来て、5-5で試合が終わりました。
情けなくて、キーパーを辞めたくなりました。
「こんなに迷惑かけるならやらない方がマシだ」
そう思っていました。
こんな失態をかました僕は落ち込んで家に帰ったのですが、次の日からまた嫌がらせや悪口陰口を先輩から受けることになりました。
多分いじめっぽく写っていたと思います。
ですが試合を崩壊した自分が行けないのは事実です。
上手くなればこんな事されないと思い、K君と自主練をすることに、
K君は、僕のことを悪く言いませんでした。
K君が守りきってくれた試合をぶち壊したのに。
「俺も1年の頃沢山ケンタみたいなことしてるし、気持ちわかるから。」
そう言ってくれました。
K君も僕と同じ経験をしていて1年生の頃辛い時期があったそうです。
それでも自主練を手伝ってくれるのはすごい嬉しかったしタメになったのを覚えています。
自分よりも経験がある友達と本気で練習すると、1ミリ位自信がついたし、K君との仲も深まりました。
そして時間が経ち、総体1回戦が始まりました。
僕とK君のどちらかが選ばれます。
県リーグの頃に比べれば自信が着いてきたのでスタメンで出たいと思っていました。
ですが今回はK君が先発で出ることに。
総体は中体連でいちばん大きな大会でこの大会で少しでもいい成績を残すために僕たちのチームは頑張っていました。
結果は4-2。
点は取られたものの2点リードで勝ちをもぎ取りました。
K君は笑顔で戻ってきたのを今でも覚えています。
「失点しても勝てばいいんだよ。」
そう言っていました。
極論ですがキーパーの気持ちを軽くするいい言葉だと思いました。
1回戦は土曜日、2回戦に日曜日なので次の日も試合でした。
今日こそはスタメンで選ばれたい！そう思っていました。アップの頃から今日の調子が昨日とは違うのがわかりました。
キーパーの先輩は試合にはまだ出れないのですが、僕たちの中学校は県内でもそこまで強くないため、いつ負けるか分かりないので毎試合来て、アップを手伝ってくれました。
その日は本当に調子が良くアップからKくんよりもいい動きができていました。
先輩も、
「今日はケンタがスタメンの方がいいな。」
そう言ってくれました。
ですが公式戦に出るのは県リーグぶりで緊張もありました。
緊張の中スタメン発表で自分の名前が出てきて、本当に俺が試合に出ることを実感しました。
試合に入る前、県リーグで1番怒っていたキャプテンが
「ケンタ、県リーグの事は忘れろ。頑張ろうぜ。」
このただ、落ち着かせるための言葉であんなに心の余裕ができたのは初めてだと思います。
試合が始まると、相手はガンガンシュートを打ってくると聞いていたので、自チームがせめてないかぎり、ゴールに張り付いていました。
前回と前々回の試合の反省を活かして無闇に出ないようにK君から教わっていたのです。
シュートは3本くらいしか飛んでこなかったのですが、ほとんど正面だったのでキャッチ出来ました。
そのプレーだけでもファンブルしないか心臓バクバクです。
1回だけコーナーになりましたがキャッチしたのを覚えています。
こうして、3-0で中体連の花とも言える総合体育大会で初のクリーンシートを体験出来ました。
試合終了のホイッスルが鳴ると本当に勝てた嬉しさが込み上げてきました。
「サッカーやめろ」とか
「試合出るな」
とか先輩に言われてきたけどやっとチームに貢献出来た。
そう思うとほんとに嬉しかったです。
K君もすごい喜んでくれて、最高の一日になりました。
最終的に僕たちのチームは3回戦で先輩が試合に間に合い、PK戦までもつれ込み2-3で試合終了。
３回戦敗退となりました。
それから夏休み明けからK君と僕は、
キーパーを教えてくれる人がいなくなったため、ネットで色々な情報を見つけて練習をしていき、
母校初の、市内トレセンで二名キーパーが輩出されたのはまた別の機会で話をしたいと思います😄
そんなこんなで3年生の総体はコロナで中止。自分の代の挑戦はありませんでした。
中学でのサッカー歴（サッカー話みたいになっちゃったけど💦）はこんな感じです！
高校の話については現在進行形でもあるので、一応1年生が終わったら1年間について書きたいと思います！
今日も読んでいただきありがとうございますm(*_ _)m
投稿遅くなってすみません！文章書くのもっと上手くなります🙇♂️
それでは皆さんごきげんよう( *・ω・)ノ
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