ライブを企画するための手順
ライブしてみたい!!って子、手を上げて。
手は上げれても。
そこから一步踏み出すには相当な覚悟が必要だ。
今日は、地元のライブハウスをモデルケースに、自分でライブを企画する方法を記す。
決死の覚悟は必要なし。ゆるく行きましょう。
大まかな流れ
1:ライブしたい日を決めて、ライブハウスを予約する
2:バンドを集める
3:ライブ当日の予定を決める(タイムテーブル等)
4:ライブする
簡単4STEP。
誰でも、できそうでしょう?
そう、もちろん君にも。
1:ライブしたい日を決めて、ライブハウスを予約する
実際の所、項番1と2は、ほぼ同時進行だけど。
まずは、ライブする日を決めないとね。
ライブする日が決まったら、時間帯も決めます。
ホールレンタル料金
Aブロック/14:00~22:00 ¥70,000(税込)
Bブロック/11:00~15:00 ¥35,000(税込)
Cブロック/17:00~22:00 ¥45,000(税込)
延長料金/1時間につき ¥5,000(税込)
延長をご希望の際には事前にご連絡ください
学生さんだったら、日曜、Bブロック+1時間延長コースがいい!
※日によっては延長出来ない場合があるから気をつけて。
また、機材も借りましょう。
機材レンタル料金
Guitar Amp ¥3,000(税込)
Bass Amp ¥3,000(税込)
Drum Set ¥3,000(税込)
これは、当日決めても大丈夫。
だから、とりあえず1万円かかるって思っておけば間違いない。
合計約5万円後払い、予約完了!
注意ポイント。
基本的にキャンセルできない。
ここが、企画の一番辛い所。
それを、肝に命じて次のSTEPに!
2:バンドを集める
さ、出たいバンドよっといで〜。
何バンド集めれば良いかな?
ライブハウスの予約は、Bブロック+1時間だから、合計5時間ある。
ただ、これは準備も含めての時間。
大体、4〜6バンドがいいんでないかな。
友達のバンド、知り合いのバンド、どんどん連絡して。
今回は5バンド集まったとしよう。
3:ライブ当日の予定を決める(タイムテーブル等)
当日の流れを事前に決めておこう!
【リハーサル】
11:00 集合
11:10-11:30 WANIWA
11:40-12:00 ONEOPEROCK
12:10-12:30 さかなハクション
12:30-12:50 SEKAINOKITANO
13:00-13:20 METARICA
【本番】
13:30-13:50 METARICA(20分)
もぎり:ONEOPEROCK
14:05-14:25 SEKAINOKITANO(20分)
もぎり:WANIWA
14:40-15:00 さかなハクション (20分)
もぎり:METARICA
15:15-15:40 ONEOPEROCK(25分)
もぎり:SEKAINOKITANO
15:55-16:20 WANIWA(25分)
もぎり:さかなハクション
16:30-17:00 片付け・精算
【料金等】
高校生500円、一般1000円
1バンドノルマ、1万円。
チケット売上 12000円の場合、2000円は返金。
上のテキスト、コピーして是非活用して欲しい。
着目してほしい点は、リハーサルの順番と本番の順番が逆になっている点。
これを、現場用語で「逆リハ」という。
また、「もぎり」というのもポイント。
これも現場用語。チケット代を受け取ったりする受付の人の事だ。
もぎり。コレ、重要。
お金・貴重品を扱う立場。
都会のライブハウスだと、チケット代や楽器が盗まれたりっていう事件はちょいちょいある。
そういう悲しい事件が起きないようにするのも、もぎりの役割だ。
そういう役割があることをしっかり、皆に伝えておいてくれ。
このタイムテーブルが出来たら、出演者・ライブハウスの人、それぞれに連絡。
注意ポイントは、必ず時間厳守で。出演者全員に必ずお願いしよう。
4:ライブする
当日。得にはない。
時間だけ厳守してくれ。
ステージ上では、物を壊したり、周辺・他人・ライブハウスの人に迷惑をかけなければ、何をやってもいい。
ライブが終わったら、皆に片付けしてもらってる間に、企画者はライブハウスにお金を払う精算作業があることを忘れずに。
終わり
おしまい。このまま帰ってもいいいけど。
まだ16:30だね。
打ち上げしてったらいいんでないかな。
もちろん、未成年の喫煙飲酒は絶対禁止。
※補導されたらライブハウスに迷惑かかるからね。
だけど、出演したメンバーでファミレス行ったり、ドトールでジュース飲んだりしてもいいんでない?
きっと、企画者は「企画やってみよう!!」って思った日のことを、思い出すだろうね。
今日の楽しかった思い出を皆で共有してくれ。
意見も出るかもしれない。
「次はああしてみたい。」「次はこうしてみたい。」
是非、実現させてくれ。
おしまい
確かに。初めてには敷居は高いのかもしれない。
でもさ、スマホにかじり着いて twitter のフォロワー数を競い合う事に疑問を感る君なら、きっと出来る。
全ては「やる」か「やらない」か。
「やってみる」なんて言葉は存在しない。
後は、君次第列車。
検討を祈る。
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