見出し画像

自分のIDを視覚化して使い分ける話

ネットにつながるサービスをたくさん利用していると、自分のIDをどうやって管理するか?という問題に突き当たりますが、今日は私なりの視覚的に管理する方法についてご紹介します。



利用しているサービスごとにメアドを使い分けていないだろうか?


「自分のIDをどうやって管理するか?という問題」と冒頭で書きましたが、そもそもそれの何が問題なのかがわかりにくいかと思いますので、説明を加えます。

Gメールなど複数のメールアドレスを利用している人の場合、利用するネットサービスに応じて登録するメールアドレスを使い分けている人もいるんじゃないかと思います。
たとえば…

  • 「このサービスはメルマガ配信が多いので、重要なメールとごっちゃにならないようにメアドを使い分けておこう!」

  • 「このサービスは有料でサブスクで使っているので、プライオリティを高くわかるようにして、ちゃんと管理しておこう!」

  • 「これはサブ垢だから、本垢とはアイコンを変えておこう!」

・・・と、こんな感じに、自分なりに意味を持って複数のメアドを使い分けている人ってけっこう多いかと思いますが、そんなときに複数のメアドを色で可視化すると管理しやすくなります。


メアドごとに色の違うアイコンを用意する


色違いだけでも管理できますが、私の場合は自分が使っている有料の写真素材サイトで自分のアバターを作って、それを(Photoshopで)3つの色に展開し直しました。

ネットにつながる様々なサービスに応じて3つのメールアドレスを使い分けていますが、それらに応じて背景色の異なるアバターを使ってます。
なお、3つのメールアドレスは、仕事用の(独自ドメインの)メアド、一般的なサービス利用の際に使うGメール、それから重要な連絡ごとに使うもうひとつのGメール、の3種類です。

各種サービスのログイン画面の右上を見ると、色のついたアイコンが出てくるので、可視化できて管理しやすくなりました。
以下はGoogleの一例ですが、大抵のサービスのマイアカウント画面ではこのようにログインIDが表示されます。


自分のアイコン(アバター)をデザインするときのポイント


直感的に識別するためには背景色による違いを出すと使いやすくなりますが、そのために私の場合は余白のある(背景の広い)デザインを選んで使ってます。
また、インスタとかX(旧ツイッター)とか、多くのSNSではアイコンは丸いですけど、余白があれば丸く切り取ってもキャラクターが画面から切れたりしません。

それから、基本中の基本ですが、他者の著作権を侵害する行為には十分に気をつけましょう。
有料の写真素材サイトでは、AIでオリジナルのデザインを簡単に作れるようになったので、そういったものを積極的に利用したほうが安全でしょうね。
但し、利用規約もあるので、気になる方は一度見ておくとよいでしょう。


むすび


Web3.0に向かう現代は、ウェブ上に複数のアイデンティティを確立して、アイデンティティごとにコミュニティを形成する方向へと進んでいます。
複数のアイデンティティをどう使うかはさておき、これだけサービスがあふれる時代では、利用するサービスの内容に応じてメアドを使い分けるニーズは確実にあります。
そんなときに、視覚的に違いがわかるためにアイコンを上手に活用できればよいのではないかと。

生成AIブームのおかげで簡単に自分のアイデンティティをデザインできて、さらにそのアイデンティティとなるアイコンを使って情報を整理できるので、あまり手間をかけたくない人には私のようなやり方をおすすめします。


★本記事に関するお問い合わせはこちら


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?