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ジョージア(グルジア) タクシーの乗り方 2020年8月版

ジョージアは物価が安いことで有名ですが、移動費/交通費も日本と比べると非常に安いです。

ジョージアのタクシーはというと、現地の方がおっしゃるには「他の交通機関と比べれば高い」そうですが、それでも私には非常にリーズナブルに感じます。バスや電車のように出発の時間を気にする事もなく、さくっと乗れる便利さもあり、旅先ではついつい使ってしまいます。

某ウイルスさわぎ前まではYandex / Bolt(taxify)が便利だったのだが・・・。


今まで私は、車での移動は、タクシーではなく「Yandex」という配車アプリを使っていました。

値段もかなり良心的で、ボッタクられる心配もなく安心だったのですが、某ウイルス騒動の前後から、システムの変化や規制がかかって使いづらくなってしまいました。

具体的には、最初に料金が表示されるのですが、乗っているうちに値段が変化(高くなる)する変なシステムになりました・笑

日本のタクシーの渋滞料金みたいなやつです。

最初に値段が分かるから安心だったのに・・・。

そして、価格も全体的に高くなりました。

私は、タクシーを捕まえる前に、事前にYandexに出発地と目的地を入れて価格を確認&比較できるようにしているのですが、タクシーの方が明らかに安いことが増えました。

将来、ウイルス騒動が収束すれば、再び価格も適正になったり、訳のわからん料金上乗せシステムも改善されるかもしれませんが、少なくとも2020年8月現在では、タクシーを使った方がお得なことが多いし、融通も利くという印象です。

ただ、タクシーの乗り方も少しだけコツがいるので、自分が気づいたことを簡単にまとめてみようと思います。


タクシーの乗り方のコツ:必ず乗る前に値段を聞くこと


止まって暇そうにしているタクシーのおっちゃんでも、流しのタクシーでもOKなので、まずは乗る前に「行き先を告げます。」

「バトゥミ! OK ? 」

みたいな感じです・笑

すると基本的にOK!OK! と言われます(無理!と言われたことはまだありません・笑)

なお、この際にホテルまでなど、もう少し細かく場所を指定したい時には、スマホでグーグルマップを表示して☆印などをつけておき、

それを見せながら、指をさして「Here ! OK ? (ニコリ)」

という感じで行き先を知らせれば大丈夫です。


「大丈夫。行けるよ。」という雰囲気になったら、間髪入れずに値段を聞くべし。


ラムデニ? (ジョージア語で「いくら?」です。おもいっきりカタカナ読みで通じる便利な単語です。)」

すかさず値段を確認しましょう。

運転手さんも即答してくれると思います。

その際、ジョージア語の数字が聞き取れればベストですが、慣れないうちは分からないと思いますので、スマホの計算機アプリにでも数字を打ち込んでもらいましょう。

気の利いたドライバーさんだと、英語で答えてくれる事もあります。

聞いた値段で納得できれば、

「OK」と言って、ここでようやく車に乗り込みます。

なお、事前にYandex に行き先を入れて価格を確認しておきましょう。それと比べてあまりに高いようなら、断ってYandexを使った方がよいです。

断るときは、首をよこに振りながら「アラ or アルミンダ( No/いらない)」でOKです。

さらに一言「おっちゃん。それはちょっと高すぎるわ〜。」と日本語で感情を込めて言えれば完璧です。これで100%通じます。

自分は、夏の休暇にバトゥミ近辺で7〜8回タクシーを使ったのですが、最初から適正価格(少なくともYandexよりは安い/これなら乗ってもいいかなと思える価格)を言ってくれる事が多かったです。

もちろん、自分は地元民ではないので、完全ローカルのジョージア人と比べれば幾分高い値段だったのかもしれないのですが、それでも2〜3ラリ(70円〜105円)程度の上乗せだと思います。

数キロ程度の移動なら5〜8ラリ(175円〜280円)。20キロちょっと離れた場所まで行って20ラリ(700円)程度だったので、ミニバス(マルシュ)を使うのは、ちょっとしんどいなと思う時などに重宝しました。


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3人以上ではタクシーに乗れない!? 裏技アリ!?


実は、ジョージアでは2020年8月時点でも、まだ某ウイルス関連の規制があり、タクシー(Yandex/Boltも)には3人以上では乗車できないです。

でも、僕らは3人家族。常に3人で移動するため、タクシー使えないのはしんどいなと思っていました。

結論から言うと、裏技?があります・笑

タクシーに運転手さんに値段を聞いて「OK乗ろう!」と思ったら、ついでに

「We are 3 people. OK ?」

もしくジョージア語で「3」は「サミ」なので、自分たちを指差しながら「サーミ,オーケー?」と言います。

すると、タクシーの運転手さんは、車の上にある「Taxi」のランプ(看板)をカポッと引き抜いて、車の中に投げ込みます・笑

運転手さん「OK!(ニコリ)」。

ジョージアでは、タクシー(Yandex/Bolt)は3人以上では乗れないという規制があるのですが、一般車はそういう制限がないんです。

なので、タクシーの看板外すという・・・微笑

気の利いたドライバーさんだと、こっちが尋ねるまえにタクシーのランプを引っこ抜いてくれます。

という事で、いつも3人で行動しているのですが、人数制限を理由にタクシーに乗れないという事は一度もなかったので安心して下さい(正確にはタクシーじゃないものに乗ってるという事ですが・・・)。


目的地に着いたら、お金を払ってマドロバ(ありがとう)


無事に目的地に着いたら、そこでお金(最初に合意した値段)を払って

「マドロバ(ありがとう・ニコリ)」で完結です。

カバンなどをトランクに入れてもらっている時は、後ろを指差しながら「プリーズ」と言えば、運転手さんはすぐに気がついて荷物を出してくれます。

なお、100ラリ札とかだと、ドライバーさんが稀にお釣りを持っていない事があるので、大きいお札よりはなるたけきっかり渡せる方が、サクッとスムーズに行きます。

現地に到着したばかりで100ラリ札しかない場合は、タクシーを使う前に少しくずしておくと便利かなと思います。

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