【FX×エクセル】トレードの勝敗を自動で〇×判定する方法

この記事ではトレードの記録をエクセルで管理している方向けに、

  • 勝ちトレード→〇

  • 負けトレード→×

を自動的に表示させる方法を紹介したいと思います。

このように勝敗を自動的判定・〇×表示させることのメリットは、例えば負けトレードだけを抽出することができ、振り返りや自己分析が捗ります。

それでは早速作っていきましょう。

勝敗を自動的に〇×表示する収支表の作り方

手順1.表を作る

まずは表を作ります。

項目は、

  • エントリー日

  • 決済日

  • 通貨ペア

  • 損益

  • スワップ

  • 合計損益

  • 勝敗→〇×表示させる部分

  • 備考

くらいあれば大丈夫です。(図1)
(必要だと思う項目があるようなら、付け足してください。)

図1

手順2.関数を入力する

〇×を表示させたいG列に関数を入力していきます。
今回使うのは、IF関数です。

IF関数とは条件を設定し、
・条件を満たす場合
・満たさない場合
で表示される文字列を使い分けることが出来る関数です。

①(G2)に以下を入力します。(図2)


=IF(F2>0,"〇","×")

①に=IF(F2>0,"〇","×")を入力する

入力内容の解説
この式は、F2(合計損益)の値が、0より大きい場合(>0)は〇、それ以外は×を表示するようにしています。
そのため、合計損益が未入力(空白)の場合は自動的に×が表示されます。(図3)

図3

試しにF2にプラスの数字を入れて、×が〇に変わるか確認しましょう。(図4)

図4

プラスの数字を入れて〇になればOKです。

下にトレード記録が増えていくことになりますが、その際は今回入力した関数をコピーして貼り付けていけばOKです。(図5,6)

図5
図6

手順4.フィルターの設定・見た目を整える

フィルターの設定をします。(図7)

①表の先頭行を選択
②ホームタブをクリック
③並べ替えとフィルターをクリック
④フィルターをクリック

図7

この設定をしておくと、負けトレード(×)だけを抽出して表示させることができます。

やり方は勝敗の右側にできた▽をクリックして、×だけを選択するだけです。(図8)

図8

ここまでで、9割方完成しました。後は、好みの見た目に整えて終了です。

私の場合は、

  • マイナスは赤表記

  • 日付はyyyy/mm/dd

  • 文字を中央に揃える

とかですかね。
このあたりはセルの書式設定から変更できます。

ここまでで、エクセルの設定は終了です。
おつかれさまでした。

おまけ-負けトレードの分析-

負けトレードだけを抽出したら、共通点を探し出します。

  • 特定の時間帯や通貨ペアで負けている

  • 負けているときだけロットが大きい

などがあるかもしれないですし、やたらとトレード回数が多いとポジポジ病なのかもしれません。

負けている原因を突き止めること、そしてそれを克服するための対策を打つこと。

これの繰り返しが、勝ちトレーダーを作り上げると私は考えています。

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