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TOEIC990点&英検1級の英語コーチが教えるTOEIC解法のコツ

日本生まれ、日本育ちですが、30代になってからですが、米国に住む機会にも恵まれ、英語を学習し続ける中で、TOEIC満点、英検1級も取得できました。

英語ネイティブではない中で、色々な学習方法を試したり、壁にもぶつかってきました。今でもまだまだの私ですが、これまで苦労しながら学習してきた経験をもとにTOEICのパート別に取り組み方や私なりの回答のコツを共有させていただきます。

もともとすごく英語が得意であったわけではなく、
TOEICの点数でいうと、2008年-2009年あたりはいくら勉強しても700点台から上がらずでした。米国赴任経験を経て英語力が向上しましたが、色々な学習方法を試してきました。

TOEICには独特の特徴があり、ちょっとしたコツでより高い点数を
狙えます。
そうしたTOEICの回答のコツを共有させていただきます。

■リーディング試験
●文法問題
リーディングの中で一番難しいのは頭の文法問題だと思います。
文脈や読解力ではなく、単語力や文法知識が問われることも多く、
上級者でも高得点が難しいと思います。
アドバイスとしては、下記の点に注意すると、回答時間短縮にもつながり、正解率が上がると思います。
・大文字で始まる固有名詞に注意する
(一般単語でも大文字で始まり会社名や製品名などを表す固有名詞として出てくるケースが非常に多いです。)
・名詞、形容詞、副詞の形態をしっかりと理解する
・To不定詞、動名詞、動詞の使い方をしっかりと理解する
・文章一つ一つの意味に詳しくは拘らない
・わからない問題は時間をかけず、後で振り返る
(読解問題に時間を回す、総合的な読解力があれば読解問題の方が正答することが簡単です。)

●読解問題

こちらは、文章量が多いので、とにかく時間と根気との勝負になるかと思います。
アドバイスとしては、下記の点に注意すると、回答時間短縮にもつながり、正解率が上がると思います。
・まずは設問文をみる(問われていることを理解する)
・文章量と設問数をみて、回答効率・時間配分を意識する
 (設問が少ないものより5問設問があるものを丁寧に回答する)
TOEICの文章題ですが、お気づきかもしれませんが、文章がアメリカの文化や生活に根差したものが結構多いです。
私はアメリカで生活した後にTOEICの問題をみたら、非常に解きやすかったです。
具体的には下記のような出題が多いです。
・新聞記事(※個人的には一番読みにくく、時間もかかるので、気合を入れて読みます。)
・お店の広告やカスタマーへの通知文や張り紙
・email、最近だとチャット
・請求書
・フライトスケジュールやホテルを入れた旅程表(Itineraryは頻出単語ですね。)
・コンサート等のプログラム
・遊園地などの案内(入場料)
・ホームページ
・旅程のスケジュール (DAY1、DAY2、DAY3等)
・emailのパターンは、講演を頼むとか、注文を確認するとか、
 発注間違いを正すとか、請求書が違うとか、アポイントをとるとか
生活をすること無しに上記を体得するのは難しいかとは思いますが、
英語文化では、非常に典型的なフォーマットのものが多く出ていることを意識するだけで問題への見方も変わってくると思います。
読むというよりは、情報を素早く拾う、という問題が多いかと思います。
TOEICの公式問題集などで実問題形式の文章を上記の観点で
見てみる(立ち読みでもいいと思います。)と参考になるかと思います。
例えばですが、
最近は何でもgoogleで調べられるので、
itinerary images
とか
coffee shop advertizement images
とか
invoice images
とか検索するとTOEICの問題みたいなものが出てきます。
最終的にはTOEICの点数ではなく、英語力や文化力を上げることが大事だと思いますので、
是非、参考いただければと思います。

■リスニング

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