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あやみのギター音楽教室の様子(2024年5月報告)

あやみのギター音楽教室がスタートしたのは今年の4月で、ようやく計10日間のレッスンを終えました。現在通う生徒さんはクラシックギターを始めたばかりの方が多く、教室には初々しい空気が漂っています。自分で言うのは変かもしれませんが、講師である私もその空気の構成要素なのでしょう。

現在の私は生徒さんがどんな曲を気に入るか楽しみにレッスンを行っています。ただ、曲の練習にいきなり入ると、苦しい思いをする場合があります。私自身が高校生の時にギターを挫折した経験や、大学の部活動仲間が引退後にギターを全く弾かなくなった光景を思い起こすと、「動作や表現の基本」が欠けていることが続かない要因の1つでした。もし、それらの基本さえ身に付いていれば、「ちょっと仕事の気晴らしに弾いてみようかな。」という日が少しはあるのではないでしょうか。一方で、それらの基本が欠けたままであれば、「やっぱり弾けないからやめよう。」と断念するはずです。

「基本に自信を持つこと」は楽器を続けるための大事な支えになります。気に入った音を奏でられる弦の弾き方、音をつなぐための軽やかな押さえ方など、言葉にするとシンプルに思える動作が音楽の楽しみを与えてくれます。生徒さんたちはまだ地道な練習をしている段階ではありますが、クラシックギターを弾くための基本を少しずつ身に付けている実感があります。「こんな練習は退屈だー!曲を弾かせろー!」という暴動は決して起こっていないので、一生懸命練習する姿に感謝しています。生徒さん一人一人のご様子を伺いながらの進行にはなりますが、来月は「曲の練習、はじめました。」という報告ができるかもしれません。

今月レッスン日の活動例


5/9(木)初めて男性の体験レッスンを行う(ご入会いただきました!)

5/11(土)初めて子供用ギターで体験レッスンを行う(ご入会いただきました!)

5/16(木)通常レッスンの本格化(この日は枠がほぼ埋まりました)

5/18(土)『曲の試食会』に生徒さんのご来場(お花いただきました!)

5/23(木)まったり通常レッスン(この日はゆとりがありました)

※詳しくは教室Podcast(音声配信)で!

今月のオープニング

習い事のハードルは初期投資/音色と弾きやすさは大事/量産品と手工品の違い/山田が最初に買ったギター/クラシックギターの名器たち/ローベル・ブーシェを弾いた時の感想/ギターと人の個性

今月の出会い①

姫路で一番付き合いが長い生徒さん/個人レッスンとグループレッスンの違い/今は曲を弾く前の準備段階/生徒さんが子どもから演奏のリクエストを受ける/開放弦の練習を披露

今月の出会い②

初めて訪れた男性の生徒さん/定年退職する前は小学校の先生/以前はDVDによる独学/現在は「きよしこの夜」を練習中/曲には表現を探す楽しみがある

出演者

話し手:山田賢(あやみのギター音楽教室講師/ギタリスト兼作曲家)
聴き手:中川くん(山田の大学時代から続くギター仲間/ギター好き)

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