映画レビュー『さかなのこ』
男か女かは、どっちでもいい。
映画の冒頭で掲げられる決意は、観る者の心に音を立てて突き刺さる。
普通か普通じゃないかは、どっちでもいい。
映画を見終わって劇場を出る時、本当に心からそう思っている。
幼少期から魚を愛し、魚に魅了されたミー坊。
一つの夢を追い続け、何かに夢中になる姿と
その人生の中で邂逅する全ての人々が愛おしい。
この映画の感想を一言で言うなら、よく分からない。
ヒューマンドラマなのか、ギャグ・コメディなのか、自伝なのか…
その映画が優れている(良い)こと