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引退した僕がTCGする上で大事にしていたこと

こんにちは☀️こんばんは🌕

元TCGプレイヤーのKENです。

めっちゃ久しぶりに書いてるのは内緒

今回はタイトルの通りTCGしてた時に僕が大事にしていたことを書き記していこうと思う。

大きくわけてプレイ中とプレイ外であるのでそれについて書いていきたい。

プレイ外

初めは対戦していない時です。

1番意識してたのは

人の意見を聞く

ということです。

ショップや会場、はたまたTCGの友人と食事にでも行った時。やはりカードの話で盛り上がることがあると思います。するとそのうちどのカードが強い、どの構築がいいとかの話になり自分の持論が1番と信じて疑わない人がいますよね。あの気持ちすごいよく分かるんですよ。

僕もそう思って譲らなかった時期はありましたし、引退する最近までそういう所は治しきらなくて言ってしまうこともたまにありました。

僕が1番分かっている。1番上手いんだ。そういう心理は非常によく分かりますがぶっちゃけ損です。

僕は大学生の時にデュエルマスターズのCSに出てボコボコに負けて帰っていた時期がありました。その時から「自分の意見は絶対ではない」ということを常に頭にいれて話をするように心がけました。

人と話しをする時は(もしかしたらこの人は僕よりも上手でずっと先のことを話してくれているのではないか?)そう思いながら話を聞くと世界が広がったように感じました。

実際に人の話に耳を傾けると自分では試したことない。試そうと考えたことすらないカードや使い方、構築を教えてくれました。これは強くなるためにも何よりの近道になりました。

なんといっても自分でやるとカードを揃えて、対戦相手を見つけて、対戦する時間を取って何試合もしなければなりません。それをたった数分、人の話を聞くだけで自分の知識にできます。

それを知った時に「今までなんて損をしていたんだ」と思いましたね。

人の話を鵜呑みにしろとは言いません。しかし話半分や聞き入れないのは僕は損だと思います。話7割くらいで聞いて気になる情報を自分で吟味していけばいいと思う。



次に気をつけたのは交友関係です。

友達を選べとか強い人しかつるむなとかそんな大層なことを言うつもりはないです。

僕はただひたすらに

人と波風を立てない

これを念頭に過ごしてきました。

カードゲームは情報が命だと知った僕は情報はどこから来るのか?と考えた時にすぐに気づきました。情報は人が持ってくる。つまり交友関係が広い人が1番多くの知識を持ち、何より早く情報が集まってくる。そう思いました。

友人を大事にする。新しく知り合った知人も大事にする何も難しいことではありません。会ったら少しでもいいから話をして、何かに誘われたら極力参加する。受け身になり過ぎないように自分からもなにか発信をする。そういうことをしていけばある程度は仲良くなれます。

誰かを嫌ったり喧嘩をしたりすることがあると思います。

しかしそういうことが起きてしまうとその人との交友関係は切れることになります。さらにその人だけではありません。縁切った人の先のまだ見ぬ人達との情報が無くなることになります。

僕はそこで切れる情報があまりにも惜しいと感じました。

もちろんカードゲームしてきたこの10数年間で嫌いな人、苦手な人がいなかった訳ではありません。恥ずかしながら26歳にもなって未だに苦手な人、嫌いな人はいます。それを表に出して相手にぶつけるのは簡単です。しかしそこを少しぐっと我慢して人と接してみると世界は広がる。仲良くしろとは言いません。しかし波風立ててシャットダウンするのは強くなる上であまりにも勿体ないだろうと思います。


プレイ中

長らく競技として頑張っていた時に心がけたことは3つ

1つ目は

受け答え、挨拶はする

これはもはや人として当たり前だと思いますが席に座ったら「よろしくお願いします」対戦が始まったら「お願いします」対戦が終わったら「ありがとうございました」これは知らない人でも身内であってもやるように心がけていました。

大会では対戦相手がどんな気持ちで僕との対戦に望んでいるか分かりません。腕試しで大会に出たのか、全国の切符の為に戦うのか、少しでも強い人と戦いたくて出場してるのか。もしかしたら人生をかけて大会に出てるかもしれません。

色んな人がいてその背景は分かりません。しかしそれに紳士に向き合って戦うことが礼儀だと思います。対戦相手と無理に話せという訳ではありません。終わったらすぐに立ち去っても構いません。しかし。対戦してくれてありがとうと意味を込めて「ありがとうございました」という言葉だけは言ってから席を立つべきだと僕は思います。


次に僕が思っていたのは

自分が最強だと思ってプレイする

最初に言っておきますがこれは対戦テーブルに着いて対戦をしている間だけです。

理由は2つ。1つは自分を鼓舞する為。対戦相手が有名プレイヤーだったとしても臆することなく挑むためです。これはどこかで相手の方が強いし…って思ってしまうと思考が止まるからです。自分がいちばん強い。だからこそ負けては行けない。そう思うことで思考を止めることなく考えることが出来たからです。

2つ目は自分のプレイを信じるため。対戦中にどっちを選んだらいいのだろう?とかどうするべきなのだろうと考えることがあります。

そうしてなんとか答えをひねり出して選んだ選択を信じるためです。それが間違っていようと反省など試合が終わってからすればいい。今選んだこの答えは世界で1番強い自分がたどり着いた答えなのだから信じるという信念を試合中に持つためです。優柔不断はプレイをバラつかせます。信じたらその試合は信じた通りにやることが大事だと思います。

ちゃんと試合が終わったら謙虚な気持ちであそこは本当はどうするべきだったのか考えましょう。


最後です

常に周りから観られている


このことを念頭にプレイをしましょう。

不正はもちろん。不正と間違われるようなこと。更には対戦相手や周りの人間を不快にさせないようにプレイをする。

よく対戦状況が悪くなると横暴な態度をとったり、カードをたたきつけたり。デッキカットを横着にしたり。逆に優勢になったからと相手を煽るような行為や発言をしたりと上げだしたらキリがありません。

常に周りから誰かが見ています。そういう態度をとると人間性を疑われます。自分が疑われるだけなら自業自得ですが自分の友人やグループまで「あの態度悪い人の知り合いやん」というレッテルが貼られます。さらに違うカードをしてる人とかにも「あのカードゲームやってるやつ態度悪いじゃん」と自分の好きなカードゲームすらも被害に会う時もあります。

これは交友関係を広げる時にも邪魔になってきます。

大袈裟なって思うかもしれませんが見てる人は見てます。

常に周りから観られているということを頭の隅に置いて自分の行動を振り返るべきだと思います。


さてプレイスキルの話とは一切なく心構えとしてカードゲームしてきた上で大事にしてたことを書かせていただきました。

少しでも皆さんの参考になれば幸いです。僕の大好きなカードゲームが今後も発展していつかカードゲームは楽しい趣味なんだ、凄い趣味なんだって胸を張って言える日が来ること待っています。

もし、いつか僕が競技としてカードゲームを再開する日が来た時に今と同じように、さらにはもっと皆が切磋琢磨して楽しくカードゲームを語り合える日が来ることを祈りつつ今回は締めさせていただきます。


僕が人生で1番長い間取り組んだ趣味であり、人生で1番楽しかった趣味でした。お世話になりました。


それではまたいつか会えることを信じて

バイバイ👋

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