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妄想星座劇場 『ストレンジャー・シングス』編②

前回のつづき❗️

9 ナンシー→牡羊座♈️

実は、このひとが一番はじめにひらめいた⚡️
とにかく、ナンシーは非常に牡羊座っぽいのである!
物語の進行と共に、どんどん加速するように強くなっていくようなところが、牡羊座が持つ勢いを感じさせる🌪✨

牡羊座は、一見大人しそうなひとも多いが、自分がこうと決めたら、絶対屈せずに突き進んでいける強さを持っている。
そして、ひとにバカにされるのを恐れず、自分の意思を伝えようとする
ちなみに、ナンシーは長女だけど、ひとにバカにされるのを恐れずに何でも聞いたり発言したりする性質は、長男・長女によく見られる傾向でもある。

また、牡羊座は、アイデンティティを追求し、自己表現していく性質もあるが、獅子座のひとみたいに、自分を「立派」に見せようとするようなタイプでは、必ずしもない。

牡羊座の人々は、ひとからどう見られるかより、自分がどうありたいかが大切なひとたちで、エンジンがかかったら、格好など気にせず、なりふり構わず突っ走っていることが多いのだ⚡️
守護星が、獅子座が太陽で、牡羊座は火星であるように、太陽のキラキラ✨した感じが獅子座で、火星のウォリャーーッ💥っていう感じが牡羊座といったところである。(こういう擬態で伝わるのだろうか?!)


10 ジョナサン→蠍座♏️

ジョナサンは、恐らく、誰よりも感情的なのに、誰よりも感情を抑圧している。。。
感情とは、欲望から生じるものであるけれど、蠍座のひとは、感情を抑えることで、自分の欲望を悟られないようにしようと試みるひとが多いようだ。欲望とは、ある種、自分の弱みでもあるから。。。蠍座は、基本、弱みを見せたくないひとたちなのだ。

また、全責任を自分が引き受けようと、自分に「課している」ようなジョナサンの姿も蠍座らしい。
とにかく、蠍座のひとは自責の念が強く、自分が何とかせねばという気持ちが強かったり、何かあった時に、責任の所在を自身に向けたりしがちなのである。

また、固定宮(不動宮)の牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は、「ブレない自分」みたいなのがあって、確固たる自分の価値観を持っていたり、小さい頃から趣味が一貫していたりしやすい。
ジョナサンがカメラをずっと撮り続けてきたことや、彼の音楽の趣味といった「芸術的嗜好」に、彼のブレない価値観が垣間見える。
蠍座は水の星座なので、芸術的感性が備わりやすいのだけど、ジョナサンが弟ウィルのために作ってあげたミックステープの選曲にも、彼のセンスが光っている🎧✨

もちろん、80年代に流行したバンドであるが、Joy Division, David Bowie, Television, The Smiths, The Clashといった選曲✨
ものすごくジョナサンっぽいではないか!
全員、かっこいいバンドではあるけれど、いわゆるスクールカーストの上位にいるような、クラスで目立つタイプの人気者たちが好むポップス🍭というのではない。
知的で、詩的で、抑圧されていて、美しい、、、まさにジョナサン好みのアーティスト群なのだ!
これ、90年代だったら、NirvanaとかRadioheadとかにあたると思う。。。

こうした音楽のセンスを、クラスでわかってくれるひとはきっと少ないだろう。。。
だから、ジョナサンは、学校ではなかなか打ち解けることができず、周りの人間からは「何を考えてるかわからないひと」っていう風に思われていることだろう。また、ジョナサンからしたら、クラスメイトがすごく幼稚に思えて、別にこちらから歩み寄りたいとも思っていなさそうだ。
その結果、同年代の友人が少なくて、とりあえず頭が良くて、自分の話を聞いてくれる弟に思い切り趣味を打ち明けてるっていう感じ。(こういうの、オルタナ系好きあるあるなのだ🌀)

ちなみに蠍座は、昔の占星術では、支配星は火星とされている。(現在は冥王星である。)このことがあらわすように、蠍座は、内に秘めた熱がすごく強くて、実はかなりの勝負師でもあるということだ🔥
火星を守護星とするもうひとつの星座は、牡羊座である。
ゆえに、ナンシーが牡羊座でジョナサンが蠍座と仮定すると、火星同士のカップルということになる🔥🔥
2人に共通するのは、闘う熱量が強いこと⚡️
そして、ナンシーには牡羊座の猪突猛進さ、ジョナサンには蠍座の虎視眈々さがあり、2人のコントラストが面白い🌈


11 スティーブ→獅子座♌️

スティーブは、『フルハウス』のジェシーおじさんと共通する、「獅子座的男子」のオーラを感じる💫

「獅子座的男子」とは、女子と子供の両方にモテるタイプのひとである。
セックスアピールと、保父さん的なほっこり感は相反しそうな性質に思われるけれど、無理なく共存しているタイプの男子が「獅子座的男子」なのである。

子供は、自分を子供扱いする大人に敏感で、そういう大人に対して、かなり手厳しい。
そんな中、スティーブもジェシーおじさんも、子供と遊ぶ時、自分も子供になって楽しんでいるように見える🌀

獅子座の人々は、昔から自分の好きなものが変わらないことが多かったり、子供の率直な感性を大人になってもずっと持っていたりすることが多い。
もちろん、いざとなれば大人として、子供たちをちゃんと守ろうとするだろうけれど、彼らは、子供と同じ感覚で子供に接することが得意で、子供たちからすると、「本気で付き合ってくれている」という実感が持てるのだと思う。
それゆえ、獅子座のひとは子供たちから絶大な指示を得やすい。

しかし、一方で、ひとが様々な経験を通して成長してゆき、変化することも必ずある。
その点、スティーブというキャラクターは、まさに、「典型的な獅子座の成長」を体現しているように思える。

彼は、かつて、クラスでキングのような存在であり、そのことを十分に自覚していて、すごく自己中心的に振る舞っていた。(だけど、どことなく愛嬌があり、自己中でも嫌な感じがしにくいのが獅子座の人気者のタイプ。。。)
それが、物語が進むにつれて、彼自身の利他的な性質が開花していくのである。

獅子座のひとは、守護星である太陽みたいに、自己が中心に置かれる。
ただし、太陽の役割とは、まわりを明るく照らし、温めることである。それゆえ、利他的であることこそが獅子座の本質だったりする。(自己中であるが利己的ではないみたいな、ヒーロー戦隊の赤レンジャー的なひとが獅子座っぽいと思う🔥また、ヒロイックだけど、ちょっと天然で、ツッコミどころも満載というような、憎めないキャラだったりもする。)

スティーブのキャラクターが、劇的に成長するのは、ダスティンとのナイスコンビ(?)が始まるシーズン2の第6話あたりからか…。
ナンシーを傷つけてしまったという自責の念と、子供たちを守らなくてはという責任感が、スティーブを大きく成長させることになるのだ。

獅子座は、パワー(強さ)を持つ星座なので、それを発揮できるような舞台があるとすごく輝く人々である。だから、例えば、責任を与えられるとか、ひとに頼りにされるみたいな、通常「プレッシャー」となるようなことが、獅子座のひとは嫌いじゃなかったりする
守るべきもの(ひと)を持てばこそ、獅子座は強敵を前に立ちはだかるのである✨

12 エリカ→牡牛座♉️

前回のnoteで、『ストレンジャー・シングス』の中で、一番視聴者に近い視点から発言するのはルーカスではないかと書いた。
そのルーカスの妹が、エリカである⚡️
エリカは、登場人物の中でも、一番の現実主義者として描かれている。

現実的な思考を持つ星座は、牡羊座、乙女座、山羊座など他にもあるけれど、エリカに見られるような徹底的な実利主義は、とても牡牛座らしいと思う!

最初、エリカの並外れた論理的思考能力から、「風」のグループの星座(双子座、天秤座、水瓶座)に当てはめてみたくもなったが、「能力」ではなく、「性質」として見た場合、やはりエリカはとても牡牛座らしいと感じられた。

エリカは計算能力が高いのだけど、数学的な計算もさることながら、いわゆる「計算高さ」という点において、彼女は非常に突出していると言える。つまり、損得勘定のことだ⚡️
そして、損得勘定が得意なのは、「風」のグループの星座よりも、案外、牡牛座、乙女座、山羊座といった「土」の星座のひとたちだったりする!
損得勘定と言えば、すごく嫌らしく聞こえるが、利他的なひとなら、他人が損しないように気を配ってくれたりもするだろうし、損得勘定自体は悪いものでも何でもないのだ。

ちなみに、レジで支払いをするときに、お釣りの小銭が最小限になるように上手く支払うみたいなことを得意というひとが、「土」の星座には多い気がする✨
彼らは、数学が苦手と自称するひとでも、実地における計算に関しては、自然とできたりする場合が多い。

私の大好きな、シーズン3の第4話、アイスクリームと引き換えにエリカにミッションを頼むシーン🎬

エリカは、「私に怖いものはない」「アメリカはエリカなくして成立しない」(←Americaという綴りのことを指している)「資本主義とは自由市場である」などなど、数々の名言を言い放った後、ミッションに対して、どのような対価があるのかということを強く訴えるのである。
そのシーンで、私は、資本主義経済における実利主義者の元型をエリカに見た!

ヒトやモノの「価値」を、具体的な物質としてあらわすことを求めるのは、とても牡牛座の性質らしい。
牡牛座のひとは、12星座の中で最も「ブレないひと」である。見た目は優しそうなひとが多いけれど、芯はブレず、固定されていて、頑固と言われるタイプのひとも多い。
そんな彼らを説得する場合には、「名誉」という観念的なものや、精神論ではなく、ちゃんと「具体的な条件」を提示しなければならないだろう⚡️

エリカは、ミッションを遂行可能な自分という「価値」に対して、アイスクリーム一生分という条件を求めた。
大好きな食べ物のために頑張るというモチベーションもまた、美食家の多い牡牛座の性質にピッタリである🍧✨

13 マレー→魚座♓️

まさに、魚座って、こういうひとよね〜という感じ。。。
変なところに住んでいて、完全に世間とは違う世界観に生きていて、エキセントリックとしか思えない独自の方法によって見事にロジックを成立させてゆくひと✨

思考の合間に音楽や酒を入れるのとかも、まさに魚座的💫
魚座は、酩酊の中に真実を見ることができる人々なのである🌀

また、魚座のひとはコミュニケーションの取り方がとても特殊で、世間と隔絶されているような場所にいるのに、最新情報を知っていたりして、「宇宙と交信でもしてるのかしら?!」と思わせられるようなことがある。とにかく、「何でそんなことを知ってるんだ?!」という話を魚座はよく知っている。。。

そして何と言っても、魚座は、ひとの心理を分析することを得意としているひとが多い⚡️
劇中、マレーはひとの微妙な恋心を敏感に察し、それを当人の前で言い当て、妙な計らいをして、その後結ばれたカップルを婉曲的にからかって、ひとりニヤニヤするというシーンがある。こういうことの全てが魚座っぽいのだ!
魚座は、基本的に、いたずらっ子みたいなひとたちなのだけど、彼らのいたずらは、結果、人々を幸せにしてしまうことが多く、最終的に「いいひと」という評価を得てしまったりすることが多いのだ🌈

ちなみに、シーズン3で、マレーと共に登場するアレクセイもまた、とても魚座っぽい🌀
柔和な表情、それでいて、特に従順な性格ってわけでもなく、アニメや苺味のシェイクが好きで、実は有能な科学者!まさに、そのどれもが魚座的である♓️✨
マレーとアレクセイ、2人に妙な親しさが生まれたのも、魚座同士だからか?!

14 クラーク先生→乙女座♍️

クラーク先生も、マレーと同じく、オタク的なエキセントリックさを持っているひとだ⚡️
マレーとクラーク先生、どちらも確実にオタク気質なのだけど、まさに魚座のオタクと乙女座のオタクの違いが、この2人の対比にあらわれていると思う!

まず、部屋を比べるとわかりやすい。
マレーは倉庫のような雑然とした場所に住んでいて、いまいち生活感が感じられないところが、とても魚座らしい。
一方、クラーク先生の部屋は、居心地の良い住環境に整えられていて、乙女座らしい清潔感が漂う✨
乙女座にとって、家の「居心地の良さ」はかなり重要な要素であるのだ。

また、クラーク先生が爆音で”My Bologna”を聴きながら細筆でプラモデルの着色をしているシーンは、まさに、ザ・乙女座である♍️✨
音楽は、魚座にも乙女座にも欠かせないものだけど、マレーは思考の合間に、クラーク先生は作業中のBGMとして、音楽を流すという両者の違いに注目したい👀✨

魚座には、作業中に音楽を流すのが苦手なひとが多い。なぜなら、魚座のひとは音楽を作るように、思考を組み立てたり、物を作ったりするからだ。音楽を聞きながら音楽を作ることができないように、魚座には、作業に集中する時、音楽が邪魔になるひとが多い。
魚座のひとの場合は、思考や作業が停止したときにこそ、新たなインスピレーションを得るために、音楽を必要とするだろう。

一方、乙女座は、音楽のリズム感や勢いを使って作業を捗らせていくひとが多い。
あるいは、何か口ずさみながら作業している乙女座のひとも結構いる。(何か、勝手に作曲しているひとも…)
日本にも外国にも古来から存在する田植え歌のような労働歌は、とても乙女座らしいものである。

細かい作業を好み、凝り性で、科学が得意となると、まずその時点で乙女座が疑われるが、それでいて学校の先生で、一部のオタク生徒達にではあるが、とても慕われているときた!私がnoteでよく書いている、乙女座には「先生」が多い説にも当てはまる!
極めつけは、クラーク先生の口癖“Theoretically speaking,...”(「理論上では…」)という言葉!
水星を守護星とする乙女座は、理論上の仮説を打ち立てるのが、得意中の得意なのである!
まさに、乙女座の性質ここにあり⚡️

〈以上〉


ちなみに、『ストレンジャー・シングス大解剖』という番組を観て、1人だけハッキリと誕生日がわかったひとがいる❗️

バーバラである。

なんと、、、私と一緒だったのだ‼️
あああ、かわいそうなバーバラ。。。
(なんて、オチだ!)

[完]

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