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【当世猪犬見聞録】“人生100年時代” を先取りした猟人

本稿は『けもの道 2019秋号』(2019年9月刊)に掲載された記事『当世猪犬見聞録 九州猪犬・猟人探訪』を note 向けに編集したものです。掲載内容は刊行当時のものとなっております。あらかじめご了承ください。

文・写真|八木進
取材日|2019年7月6日

今回の猟人:阿蘇の仙人(九州在住)

本の戦国時代のころは「人生50年」であったが、近代に入り寿命が大幅に伸び、近い将来には「人生100年」になるとも言われている。高齢化の進む日本社会であるが、猟師の世界も同様であり、筆者が所属する猟友会でも平均年齢は70歳を超え、今後はさらに80歳を超えることも考えられる。

筆者知人でそれを “先取り” した猟人が九州におられる。今年82歳の現役猪猟人であり、止め犬を使用しての単独から3名程度の少人数での猪猟を実践されておられる。

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