FINAL FANTASY XVI
※本記事は、作品プレイ当時にXへ投稿した文章の転記です
(2023年7月8日)
今日から FINAL FANTASY XVI
(2023年7月15日)
FF16開始から1週間。
アクションフォーカスでプレイしており、序盤からしばらく「ポーションをもっとくれ…(:3」∠)」状態でしたが、やっと戦い方が様になってきました。全滅時ポーション支給措置は突っぱね続けてクリアまで行きたいが果たして…?
ストーリーも先が気になる! この連休はFF16三昧です。
(2023年7月22日)
FF16は楔発動まで。この直前のボス戦は山場でしたね…バトル導入の流れで、それまでいろいろ渦巻いてた思いが一気に噴き出しました。あれはもう泣く。
バトルはここまでずっと楽しいです。プレジションドッジと、ワインダップの多段ヒットと、イグニッションでザコ敵3体以上を巻き込むの気持ち良い^o^
(2023年8月1日)
FINAL FANTASY XVI をクリアしました。
クライヴの生き様がとてつもなく格好良かった。
ひとまず感想をつらつらと書いていたら20投稿分になるほど語りたいことがありました。これはまた1年後とかに吐き出して気持ちを昇華させるとするか…^o^
ネタバレに抵触する部分を省略すると、とにかく言いたいことは、素晴らしいお話でした。涙を堪えられなかったシーンがありました。丁寧な前フリで気分が盛り上がったあとトドメのシーンで感情爆発するという、巧みな演出に見事やられもしました。FFシリーズファンなら感慨深さを覚えたであろうあの辺りの演出も良かったですね。そして最終章が! ラスボスが! エンディングが! ああ、何に感銘を受けたのか言いたい言いたい^o^
バトルシステムにもかなり白熱しましたね。もちろん私は往年のRPGファンであり、コマンド戦闘システム大好き人間であり、そしてアクション苦手人間なのですが、「昔からゲームをやっている意地」の一点突破でアクションフォーカスモードを選び、いつ詰むかとヒヤヒヤしながらのプレイでした^o^
いやしかし、敵の大技を連続回避し切ったりとか、回避を決めてからの突撃とか、1対多における大立ち回りとか、非常に気持ち良かったですね。連敗を喫したりもして「いや自分ヘタ~」となったことも数知れませんでしたが、ラスボス戦を初見突破できたので及第点だったということにしましょう^o^
DLCを予感させる部分もありましたが、期待してもいいのだろうか。また、本編の内容が「クリア後に改めて最初から各キャラの姿を見返したくなる」ものだったので2周目もアリと思っています。何にしても、まずは攻略本の発売待ちかな。もちろんその前に、サントラで思い出に浸るとしましょうね :)
(2023年8月3日)
FF16をもう少しプレイしまして、リスキーモブと石塔の試練と思い出の品をコンプリートしました。これにて1周目は大満足 :)
高火力の技とアイテム暴飲でゴリ押し打開が常だった私にとって、エンケラドスの石塔(闇の試練)が最難関であった…もう一度クリアできる気はしない。HARDモード? 無理むり^o^
(2023年8月6日)
FF16のサントラを聞く。プレイ中も思ってましたが「3-24: Histoire - The Holy Empire of Sanbreque」(ザンブレク皇国フィールド曲)がとても良い。
荘厳さのある「3-23: Will of the Goddess」と同モチーフながら、斜陽感というか黄昏感というか、陰った雰囲気のある所が好きです。何度でも聞きたい :)
(2023年9月13日)
FF16アルティマニアを読みました。インタビュー記事で「嘘をつくときの癖」について補足されてたの嬉しい。あそこのイベント大好きでして^o^
あと往年のファン大熱狂だった「ラスボスが使う魔法の名前」のことも「はぁあなるほど」となるなど。
めちゃくちゃ2周目やりたくなりましたが、今はDLCを待つ :)
(2024年1月8日)
FF16 DLC第一弾「空の残響」をプレイしました。
アルティマニアの歴史設定まわりを読み直したくなりますね。
あとダンジョン深層でザコ敵相手に死んでしまい、タイトル画面に戻されたくなくてリトライした結果、本編では拒絶し続けた補給ポーションのお世話になることになったのが悔しかった…
でもその後、大ボス戦でも2度死んでポーションをありがたく頂戴したので、クリアする頃には「別にもういいや^o^」となってました^o^
(2024年4月23日)
FF16 DLC第二弾「海の慟哭」をプレイしました。
あの召喚獣の、本編プレイ時に私が感じていた2つの疑問について、その答えが示されてたのが良かったですね。いやしかし強かった…計5回ほどゲームオーバーになりました。まあその分、あの技とかの豪華演出をたっぷり堪能できたと言い張っておく^o^
それから、本エピソードクリア後コンテンツについては、導入部がまったくの予想外で驚きました。あれ、完全クリアした先に何かイベントシーンが用意されてるんだとしたら、その内容がかなり気になる。本編の展開に影響を与えそうな気さえしたけど、さすがにそうはならないのかな。
全部見たいのはやまやまですが、あのコンテンツは私の手には負えそうにない難易度だったので、今回は撤退としました。ちなみに1回やってみての結果は9階層目敗退。本編の頃から常にアイテムに頼り切りのプレイだった私には、荷が重すぎた^o^
(2024年6月23日)
FF16一周年! ということで、昨年の一週目クリア時に載せるのを控えていたネタバレあり感想を語っていきます :)
【2023年8月1日 記】
FINAL FANTASY XVI をクリアしました
人の想いの何と強くて美しいことか。
復讐のみに生きていたクライヴが、様々な人・想いに触れる中で常識も生き方も死生観も変わっていき、その果てに己の成すべきことを見出しそれに向かって進んでいく。この生き様に胸打たれ続けた物語でした。何があろうと絶対に現実から目を逸らさなかったことがとてつもなく格好良かった。また本作は、ほぼ全編にわたりクライヴを主軸に置いてひたすら「クライヴと誰か」の関係性を描いて描いて積み重ねていったのが印象深かったところです。これが最後「数多の想いを背負ったクライヴがロゴス(神)となる」ことに一層の感慨と実感をもたらすという。素晴らしい演出でした。
その「クライヴと誰か」の関係性という点から語っておきたいことをいくつか。まずクライヴとジル。ラムウの力を手に入れた辺りから長らく「いずれシヴァの力も吸収することになるのだとすれば、シドのように死に際で力を託される形になるのか、あるいは力を吸収して戦線から離脱させることで危険や石化進行から彼女を守る形になるのか、はたまたそのいずれでもない展開なのか、どうなるのだろう」ということが気がかりだったので、いざその場面が来たときには「うわ、ここでかー!」となりました。あの決断は、後にジョシュアからも指摘されていた通り、クライヴがすべてを一人で背負い込もうとしたが故の決断だったのかもしれないけれども、私でもそうしただろうと思いました。ジルが、この戦乱を生き残った数少ないドミナントの一人となった結果を思えばより一層。
クライヴとジョシュア。特にクライヴ側から見ると「依存」とも言えるほどの揺るがぬ絆が美しかったですね。何と言っても感動したのはバハムート戦です。ジョシュアの前に出て威風堂々とイフリートに顕現するあのシーン。長年、弟を守れなかったことへの後悔と自責の念に駆られていたクライヴが再びフェニックスのナイトとなったあのシーン。そしてそこからの共闘! これはもう泣く。結末の解釈には悩みますが、ジョシュアは生きて帰ったということ? クライヴが語り部から譲り受けたペンをジョシュアが受け継いであの本をしたためた…? 今はアルティマニアの発売が待たれる。
そしてクライヴとシド。クライヴにとってシドは、少なくとも「誓いの証」を立てた段階では「悪事の片棒を担ぐ」くらいの同調(もちろん、事が事なのでこれでも十分に重大な決意なのですが)だと思っていたので、後に《シド》の名を継いだことには驚きました。しかし、シドの目指す世界と父エルウィンが目指した国の形が同じものであり、その「父の理念」を思い出させたのがシドだったのだと考えると理解できます。その後ずっと背負い続けた《シド》の名。クライヴのラストシーンで、私の心の中ではシドに対してもすべて成し遂げたことを報告していたのは言うまでもありません。
他にも、数々のキャラクターとの関係が丁寧に描かれ続け、だからこそ最終決戦前の旅立ちシーンは胸に迫るものがありました。個人的には、特にガブとのやり取りが。2人が抱擁を交わすのを見て涙を堪えられませんでした。とても良いキャラでしたね。そしてよく生き残ってくれた。
ストーリー以外の部分だと、FFシリーズの中でも特異なほど「FINAL FANTASY であること」が強調されていたことがかなり印象的でした。要所で流れる FINAL FANTASY テーマのアレンジ、最終局面で登場した「最後の幻想」と「究極の幻想」、ラストシーンの本…。「集大成」を銘打った一作という訳ではなかった中でのこのフィーチャーのされ方は、過去シリーズではほとんど見られなかったことですが、何か特別な想いがあったのだろうか。この辺りも、アルティマニアのインタビューなどで触れられていたりすると嬉しいですね。
長年のシリーズファンとして感慨のあった点をもう1つ。「シド」について。「シド」はFFシリーズお馴染みの名前で、作品ごとに立場も人柄も変えながら何度も登場しています。FF2でサブキャラとして登場してから、FF4でパーティー入りし、FF7でレギュラー入りし、FF12ではボス敵にもなり…。いつかは主人公かラスボスの座にもつくのではと、冗談半分で思ったりしたものでした。それが今作、何と間接的に「主人公シド」が現実のものとなったのです。物語とは無関係な観点だと自覚しつつも、テンションが上がりました。シドの躍進はまだ止まらないのだ。いよいよ次はラスボスですね^o^
【2024年6月23日 追記】
ここからは、今あらためて思うことなど。
ラストシーンの本について。クリア時点の私は、すべてを終えたクライヴが最後の力で、フェニックス(そしてアルテマの力)の奇跡によってジョシュアを復活させ、ジョシュアはこの物語を後の世に語り継いだ、と解釈していました。ただ、あの本に関してアルティマニアで少し触れられていた記述を思うと、今は「クライヴがジョシュアの名を借りて著したもの」だったのかも、という方に考えが傾いています。クライヴが生還した理由付けはでき、語り部から譲り受けたペンをクライヴ自身が使ったとする方が流れとしては自然で、それにEDにてクライヴの声で語られた「こうして――クリスタルをめぐる探求の旅は終わった」があの本の一節なのだとしたら、クライヴ著である説の後押しになる。あくまで公式としては「ご想像にお任せ」とのことですが、いやしかし、無粋だと承知しつつも、やっぱり「答え」知りたーい^o^
あと、当時の感想では触れてなかったけど特筆しておきたいことを2点。
ラスボス戦について。クライヴとアルテマが召喚獣の力をぶつけ合うシーンに震えた往年のFFファンは多かったでしょう。あそこでアルテマにその魔法名を叫ばせるか! あれはファンサービスでありながら同時に、古代と現代で召喚獣の力にも体系の違いが存在することをほんのり想像もできる、めちゃめちゃ良い演出だと思いました。何より格好良かった :)
もうひとつ、サブイベントについて。本作のサブイベント群は、序盤はクライヴが(=プレイヤーが)この世界のことを知っていくために、中盤以降はクライヴと人々との関わり合いを深めるために、どれもFF16のプレイ体験として欠かせないものだったと思っているのですが、中でも一つ飛び抜けて惹き付けられたのが「陰の立役者」でした。「これサブイベントなの!?」と思ったプレイヤーは多かったのではないでしょうか。このイベントの少し前、ミスリルの鎧づくりのため星の屑を採集するのにガブとオットーどちらと行くか決めるシーンがあって、ガブ大好きなのであのときはガブ一択だと思ってましたけど、これオットーの方も見たくて堪らん。二周目をやる強力な動機になりそう^o^
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