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舞台「泡沫の空に光を飛ばした」感想
オシャレなシネコンや綺麗な映画館では絶対にかからない物語。こういうのを観に舞台に行ってる。この世の光の当たらない部分で、その他大勢の1人として、這いつくばるように生きてる人たちの物語。
まやかしのハッピーエンドとか、都会の真ん中で恵まれた家庭に育ったJKの話とかいらないんだよ。頭ン中お花畑みたいな作品見ると、あれ自分が変なのかなって不安になるけど、ちゃんとこの世が地獄だと目を逸らさずに言ってくれる
舞台「ガラスの動物園/消えなさいローラ」
11/18(土)昼の回、後日譚のローラ役:和田琢磨さんの回を観てきました。以下、ネタバレあり、観劇済み前提の感想です。
全て個人の勝手な解釈です。
トムの閉塞感は、もはや1世紀前の文学が物語と化してしまっていることを感じた。だって今なら同人やれば?で終わりだもん。
今だと仕事の自分の他に、趣味の世界の自分とか、ゲームの世界の自分、Twitter垢の自分とかって複数の自分を持てるけど、あの時代は「
花影、というか刀ミュの価値観とか歴史観とか
と、合わない部分の話。
完全に一個人の解釈です。好きな人は好き、合わない人は合わない、そういうものです。
花影観てきて。
なんなんだろうこの、「可哀想な存在が救われた」って建て付け。違うよ。可哀想なんかじゃない。ただそうあってしまった、その事実があるだけ。どうしてそれをそのまま肯定してはくれないんだろう。
歴史は、事実は、もう「一度そうなってしまったもの」でしかないから、それに良いも悪いもなくて
刀ミュ「江おんすていじ」感想
平日になんとかチケットが当たって見てきましたよーー!!
篭手くん、夢が叶ってよかったね……!!
以下、ネタバレあり前提の観劇直後の書き散らしです!!!
葛藤、曖昧、複雑、そういったものをそのままで許容する、という物語かなと思いました。あるがままにいい意味で丸投げに提示するというか。そしてさらに、このスタンスそのものすら絶対の正解としては描かず、あくまでも江+この2振りはこうです、という感
舞台「漆黒天-始の語り-」感想&考察
映画の感想をFilmarks、舞台の感想をふせったーに書いていたのですが、一か所にまとめておきたくなったのでnoteに転記しておこうと思い立ちました。
いずれも初出は別のサイトですが一部推敲しています。
漆黒天、舞台まで見ての結論は、
映画の名無しが元をたどれば陽之介じゃないかというのはなんとなく感じ取れたけど、それでも最終対決の勝敗は確定しない!
ですね…。
あらやんがインタビューで語ってくれ
映画「漆黒天-終の語り-」感想&考察
映画の感想をFilmarks、舞台の感想をふせったーに書いていたのですが、一か所にまとめておきたくなったのでnoteに転記しておこうと思い立ちました。
いずれも初出は別のサイトですが一部推敲しています。
荒木宏文というとんでもない俳優にぶつける相手が、鈴木裕樹をおいて他にいるとしたら、それは他ならぬ、荒木宏文自身…ということか…。ものすごい作品を見た…。
パンフで坂本監督もおっしゃってたけど、せ
刀ミュ「江水散花雪」感想&考察
大千秋楽!!!おめでとうございました!!!お疲れさまでした!!!!ありがとう!!!!!
こんなご時世ですがちゃっかり現地も行き(東京滞在時間わずか4時間の長距離直行直帰)、先ほどライブ配信も見届けました!!!!
あの…これほんとに、経験が浅い子が多め、なんです…?例えばもしこれを俳優志望の人が見たら完全に絶望する、それくらいすごかったんですけど…。とにかくみんなすごかった…。歌も芝居も、ホール中
演劇の毛利さんVol.1「天使は桜に舞い降りて」感想
よりによって今年初観劇が、雪に降られた日になるとは思いもしませんでしたが。昨日、初日を無事に観劇してきました。以下、感想と言うよりただの書き殴りメモですが、自分の記録用が第一なのでそのまま投稿します。
いろんなみっちゃんが見れました。ふざけ倒してるときのみっちゃん、絶対毛利さんが好きなタイプのエネルギーもってる。そして山賊声の演技も好きだけど、そこから「怖いものなんてねえ!…いや、…そうでもねえ
刀ミュ「静かの海のパライソ」感想
TLの皆様の悲鳴を薄目で見ること約2か月、先日ついに宮城公演を見届けてまいりました。なんと丁寧な地獄…。歴史を予習して行ったんですけど、あれもこれもぜんぶウィキペディアで見た…(T_T)ってなりました…。史実のしんどさを全部丁寧に拾い、かつそれを刀ミュとして仕上げている…。歴代刀ミュの中でいちばん好きかもしれません(悲劇好き)
鶴丸が島原に行きたくなかったのは、確実に多くの人をちゃんと歴史通り殺