「和をもって貴しとなす」だけでよいのか
「礼の和をもって貴しとなすは、先王の道もこれを美となす。小大これによれば、行われざる所あり。和を知って和すれども、礼をもってこれを節せざれば、また行うべからざるなり」(論語、学而第一)
(「礼の活用は、和と一緒になってうまくいく。かつての聖王のやり方も、礼と和が両輪となって立派だった。実際には和を大切にするだけではうまくいかないことがある。和の精神がわかっていて仲よくしても礼でけじめをつけないとうまくいかない」)
この論語の一節に目がとまった時、古代日本の聖徳太子の憲法十