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電気通信工事施工管理技士講座で一日話してきましたよ。

今日は某所で電気通信工事施工管理技士の講座を丸一日行ってきました。
電気通信工事施工管理技士の試験は、何しろ出題範囲が幅広いのが特徴です。「広く薄く」なので、項目ごとの学習内容はそんなに掘り下げなくても良いのですが、何しろ分野が幅広いということは、未知の分野を開拓していかなければいけないため、そこで二の足を踏む人が多いと思います。
今回用意して頂いたテキストは、出題頻度が高く重要な項目から順に並べているものでしたので、朝9時にテキストの頭から始めました。項目毎に色々な話をしながら進めていたため、10時間(昼休憩含む)掛けて全体量の2/5位しか話せませんでしたが、法律の条文や規定を覚えるだけ、という問題の比率が多いのもあり、計算問題やある程度の理解が必要となる部分については、ほぼ話し切れたのではないかと思う次第です。

受講生さんたちは、最初はだいぶ遠慮している感じでしたが、後半の残り3~4時間ぐらいの頃には「〇〇が分かりませーん!」と伝えてくださるようになり、それに応えて話ができるようになりました。

本来であれば、この調子であと2~3日位講座を開き、過去問題の解説まで手取り足取りできれば完璧だったのですが、なかなかそこまでは難しく(私の空き日程もほとんど無いという事情もあり…)、後は受講生さんたちの努力で合格してくださることを望んでいる次第です。

それにしても思うのは、工業・現場系の有資格者需要の高まりです。電気工事士を始めとして、「その資格を持っていないことには仕事が出来ない」分野が多いのにもかかわらず有資格者が少ないという点。もっとも、これは昨今のわが国の雇用情勢(経済情勢)とも密接に関係し、資格に応じた高い給料がもらえるのなら幾らでも勉強するよ、資格チャレンジするよ、という人は多いのでしょうね…などと暗いことを思ったりしつつ。

とはいえ、「資格は身を助ける」ものですから、どんどんチャレンジしてもらいたいものだとは思っております。

ふ~。疲れた…。

以上。

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