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「そんな君が」 そんな君が やっぱり 好きらしい いつも 君が 夢の中に出るくらい もう 心…
「自己反省Ⅱ」 平凡な日々を当たり前に送り 何に付けても無感情になった 心の動きを書き記す…
「始まり」 何一つ 僕らは 心の中で 形にした愛を持たない それはこれから 二人でつくるのだ…
「雪〜空気と水の重さⅡ」 空から舞い降りる 水蒸気が冷やされ 雪の形にも似て 時間の経過で …
「別れの時Ⅱ」 哀しい愛の中で おれは笑った 笑える筈がないのに おれは笑った おまえを …
「十八歳の…」 まだ 自分の心がわからない 一時的な感傷で お互いの心確かめあっていたのか…
「苦手なこと」 私は歯科に行くのが苦手だ 最善な配慮のもと治療されていると信じている 別に人とか技術にケチをつもりの気持ちは全くない 元々は 歯を悪い状態にしてしまって放っていた 私が悪いのだから ただ、あのキーンと削る音と痛みが耐えられない ましてや他人の治療の時さえも いらぬお節介で痛そうな顔が想像出来る 気持ちとしては 今にも 大木を切らんとばかりの チェーンソーを口に 突っ込まれそうな気分だからだ 結局私は 臆病のビビリなのだろう 苦手なものはなかなか 克服
「もう一度…Ⅱ」 真夜中に 軋む得体の知れない感情の音で 目を覚まし 起こされた 独りの部屋…
「消えてしまったかたえくぼⅡ」 消えてしまったかたえくぼは 自分探しの居場所を 見付けるた…
「若さ」 光る 一本の道の上を 青白き閃光を放ち きみは未だ 走り続けている この大地の上で…
「僕は風」 海を越えてきた 渡り鳥の群れを 横目にして この埠頭の波打ち際に 立ち留まってい…
「しおり」 悲しみをしおりにします 秋の花をしおりにします 思い出をしおりにします 秋の日…
「砂時計Ⅱ」 それはもう 誰もが感じる時の流れは 私にとって 生きている間だけの 砂時計の様…
「碧いレモンⅡ」 問わず 語らずの関係が理想の筈だった でも今の 今でも 胸の奥の碧いレモンの様な物を ずーっと仕舞い込んで 過ごしてきた 彼女のことを 見たり 思う度 ドキドキとキュンと息苦しい 一瞬 一瞬を 何度 繰り返して来ただろう でも それが居心地良かったんだよ ただ、その思いが いつも 一人歩きで 不安と期待の他に 様々な思いと 喜怒哀楽が横切り 心が振り子の様に揺らぐ 相手に伝えられる言葉は なんていう言葉で伝えたら 良いのだろう ぐるぐる巡る思いは 余